受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

昭和女子大学附属昭和中学校

2019年11月20日(水)

テンプル大学日本校が構内に移転 自分の進路を切り開く力を育成

 21世紀の日本と世界で活躍する女性の育成をめざす昭和女子大学附属昭和中学校は、2016年度から新カリキュラム「SHOWA NEXT」を始動させました。「本科コース」「グローバル留学コース」「スーパーサイエンスコース」(中3から)の3コース制を敷き、生徒一人ひとりの適性を伸ばす指導が行われています。

 説明会の冒頭で、学校法人昭和女子大学の理事長・総長である坂東眞理子先生は「21世紀の社会で活躍する女性を育てるために、本校は今、大きな変革を行っています」と語りました。かつて内閣府男女共同参画局長も務めた坂東先生がその一例として挙げたのが、グローバル教育です。2019年8月、昭和女子大学のキャンパス内に建設された新校舎に、米国ペンシルベニア州立テンプル大学の日本校であるテンプル大学ジャパンキャンパスの全学部とプログラムが移転。ダブルディグリー・プログラムも整備され、昭和女子大学で3年間、テンプル大学ジャパンキャンパスで2年間学ぶことで、両大学の卒業資格を取得できるようになりました。同校独自の「五修生制度」と併せ、中高大の10年間で日米二つの学位が取得できます。

 坂東先生は「予測不可能なこれからの社会で生き抜くためには、『自分はこの分野では負けない』という武器を持たせて送り出さなければ、と考えています。本校には今、引っ張りだこの〝リケジョ〟を育成するスーパーサイエンスコースをはじめ三つのコースがありますが、中高6年間で自分の進路を切り開く力を育てたいと考えています」と結びました。

「五修生制度」など 附属校のメリットを享受

 続いて、校長の金子朝子先生が登壇し、同校が力を注ぐ探究学習と体験学習を紹介しました。3年間の長期グローバル体験プログラム「The Boston Mission」では、中1・2で準備研究に取り組み、中2の3月に全員でアメリカのボストンに渡ります。現地では、昭和女子大学の海外キャンパス「SHOWA BOSTON」を拠点に12日間の研修を行い、帰国後に研究成果のまとめと発表を行います。金子先生は「同年代の学生やお年寄りにインタビューをしたり、フードバンクで現状を取材したりと、英語でさまざまな活動に取り組むなかで現地の方々と交流を深め、生徒は大きく成長します」と説明しました。

 具体的な教育については、習熟度別授業を実施し、チューター制度などのサポート体制を強化。また、自分のノートパソコンを学校に持ち込み、配信された教材の受け取りや課題の提出に利用しています。高校内容の学習は高2までに終え、高3の1年間は、高校に籍を置きながら科目等履修生として昭和女子大学の講義に参加し、一足早く志望学科の専門分野について学べる「五修生制度」も用意されています。この制度を利用すれば、早期卒業制度によって中高と合わせて9年間で大学を卒業することも可能です。一方、昭和女子大学への被推薦権を保持したまま他大学を受験することもできます。金子先生は、「ぜひ、この充実した学習環境を活用して、さまざまなことに一緒にチャレンジしましょう」と受験生にメッセージを送りました。

 2020年入試については、2月1日午後の「思考力総合入試(適性検査対応)」で国語の記述問題と総合問題(算数・理科・社会)を一つにまとめた「思考力総合問題」が出題されます。詳しくは最新の募集要項をご確認ください。

イメージ写真 幼稚部から大学・大学院までが一つのキャンパス内にそろった一貫教育にとっては理想的な環境です

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