受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

西大和学園中学校

2020年6月27日(土)

6年一貫の独自カリキュラムで「やり抜く力」を身につける

 男女共学の西大和学園高校が誕生したのは1986年。2年後の1988年、中高一貫教育を実施するために男子のみの中学校を併設し、「探究・誠実・気迫」という校訓の下、全国屈指の進学校へと成長しました。そして、2014年には女子中等部を設置し、この春、女子の中高一貫1期生を送り出しました。

 オンラインで行われたこの日の説明会では、渉外室主任の谷口弘芳先生が教育の特徴について説明しました。同校は、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)としての取り組みも活発で、ユニークな学校行事や体験学習も多く、知的好奇心を刺激する専門性の高いキャリア教育にも特徴があります。また、2019年からは、「Action・Innovation・Program(AIP)」を開始。これは、同校がそれまでスーパーグローバルハイスクール(SGH)として実践してきたプログラムを進化させた、独自の起業(ベンチャー)教育です。

 進学実績も好調で、今春も東京大学(53名)や京都大学(52名)など難関大学に多数の合格者を輩出しました。谷口先生は、「努力次第で日本中のどんな大学にでも進学できる学校です。高い進学実績は多様な夢を実現できることを示しています」と述べました。

 同校では、男女の成長スピードの差を考慮して、中2までは男女別クラスで、中3から混合クラスとなります。谷口先生は「男女それぞれの特性に合った指導により、学習効果を高める狙いがあります。部活動や学校行事は男女合同で行います」と説明しました。高校の学習内容に入る中3からは男女混合クラスとなりますが、中高一貫生と高校からの入学生とは、クラス編成が異なるそうです。

 また、「国際理解の第一歩は、その基礎となる英語力を身につけることから」という考えの下、英語教育に力を注いでいます。民間の英会話教育機関と連携してネイティブ講師による授業を行っているほか、約5000冊の洋書をそろえて、「卒業までに100万語」に触れることを目標に、多読を奨励しています。さらに、中3ではアメリカグローバル研修プログラムを実施し、高1時の海外探究プログラムでは、アジアの国々を訪れ、国際人としての教養を身につけます。このほかにも、ハーバード大学などを訪問して現地の学生や研究者と交流する次世代リーダー養成プログラムや、西大和学園カリフォルニア校と連携した短期・長期留学プログラムなど、国際感覚を磨く機会が豊富です。

 全国から入学する生徒のために、同校に併設する男子寮(青雲寮)についても説明がありました。首都圏を含め全国から生徒が集まる青雲寮では、中学生は8人部屋、高校生は4人部屋で集団生活を送っています。多様な価値観を持つ生徒同士が生活を共にし、交流を深めることで、精神的にも大きく成長するそうです。また、東京大学などの難関大学や、医学部への進学を希望する寮生のために、予備校の講師を招いての講習も実施しています。

 「6年間で身につけてほしいのは“やり抜く力”です。これは、どんな場面でも大事な要素で、特に、希望の進路を実現するうえでは欠かせないものです。ぜひ、西大和学園でさまざまな経験を重ね、“やり抜く力”を高めてほしいと願っています」と結びました。

 2021年度入試は、札幌・東京・東海・岡山・広島・福岡の各会場と、奈良県の学園本校で行われます。東京会場(東京国際フォーラム)での入試は1月8日に、本校会場での一般入試は1月17日午後に実施されます。同校では、各種資格・検定試験の成績や、各種大会・コンクール・コンテストで活躍した履歴、集団討論やプレゼンテーションなどで評価する、専願の「21世紀型特色入試」もあり、ほかにも帰国生入試や英語重視型入試など、多様な入試を実施しています。

イメージ写真 最寄り駅のJR「王寺駅」へは、JR「大阪駅」から快速で約31分。JR「天王寺駅」からも快速で約17分と、通学に便利な立地です

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