受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

浅野中学校

2020年7月7日(火)

「九転十起」「愛と和」の精神の下、
努力でつかんだ成果を社会に還元できる人材を育成

 浅野中学校は1920年に実業家・浅野總一郎によって創立されました。創設者の実業家としての生きざまを表す「九転十起」の精神と、初代校長を務めた水崎基一先生の教育理念を反映した「愛と和」の校訓は、100年後の今も大切に受け継がれています。この日の説明会の冒頭、校長の古梶裕之先生は「本校は努力することを評価し、『あきらめない心』を育てる学校です。努力し続けることで自分の目標や夢を実現し、その成果を社会に還元できる人材を育てています」と話しました。

 同校では、創立100周年記念事業の一環として学習環境の整備を進めており、2014年に開館した図書館「清話書林」では、8万冊をめざして蔵書を増やしています。また、同年に完成した体育館「打越アリーナ」には、バレーボールコート4面分のメインアリーナのほか、卓球場・柔道場・剣道場・ボクシング場・屋内プール・アーチェリー場があります。2016年には大グラウンドを全面人工芝化するとともに、すべての教室にプロジェクターを設置しました。

 また、各学年フロアの中央に「学年控室」を設け、担任教諭はそこに常駐して生徒の相談にいつでも対応できるようにしています。古梶先生は「生徒と教員の距離が近く、密にコミュニケーションを行うことが本校の特徴です」と、きめ細かい指導体制をアピールしました。

 文化系・体育系とも部活動が盛んな同校では、中1の参加率はほぼ100%で、多くの団体が週3日以上活動しています。野球部やサッカー部のように、高3の夏まで活動が続くクラブもありますが、多くの生徒が文武両道を実践しているそうです。

 一方、授業の進度は速く、特に英語と数学は中3から高校の内容に入ります。家庭学習の習慣をつけ、理解を深めるために、中1でも宿題がかなりあります。また、理解や定着が不十分な生徒には追試を行うほか、指名制の補習や夏期講習を受講させています。英語教育にも力を入れており、自分の声を録音して提出するICT教材の「RepeaTalk」などで積極的な発話を促しています。

 また、日々の授業や学校行事などで培われる教養を土台としたグローバル教育プログラムも展開しています。海外の名門大学での学びを国内で体験する「エンパワーメントプログラム」、アメリカのスタンフォード大学やイギリスのオックスフォード大学での海外研修などでは、実践的な語学力を高めるとともに、視野を広げます。英検®取得率も全国平均より高く、中3生の約60%が2級以上を取得するまでの実力を身につけています。

 国公立大・難関私立大への合格実績を着実に伸ばしている同校は、首都圏有数の男子進学校として高い評価を得ています。進路指導においては、各界で活躍している卒業生を招いての講演会も行い、医学部志望者にはOBの医師の体験談を聞く機会も用意しています。「将来どのような人間に成長したいか」「日本や地球をどのような力で支え、社会に貢献するのか」を生徒自身が考えるきっかけを作ることを重視しているそうです。古梶先生は「高3の12月から3月までは、人生で最も勉強する時期です。学力が伸びるだけでなく人間的にも成長する、人生の宝となる時間といえるでしょう。大学進学においては本人の希望を優先し、納得のいく受験ができるよう、最後まで全力でサポートしていきます」と結びました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 JR京浜東北線「新子安」駅、京浜東北線「京急新子安」駅よりそれぞれ徒歩8分という好アクセス。京浜工業地帯やベイブリッジを眼下に見渡す、豊かな緑に包まれた広大なキャンパスです

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