受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教新座中学校

2020年7月20日(月)

「真理を探究する力」と「共に生きる力」を育て、豊かな人間性を養う

 キリスト教に基づく人間教育の下、「真理を探究する力」と「共に生きる力」の育成をめざしている立教新座中学校・高等学校。大学までを視野に入れた「立教学院一貫連携教育」を実践する同校では、生徒が授業や課外活動を通じて縦横のつながりを深め、個性を尊重し合える環境が整えられています。

 オンライン説明会のあいさつに立った飯田武志先生は、「『共に生きる力』の『共に』とは、相手を理解し、受け入れることです。『生きる力』とは、『自立(自律)した人間として成長すること』や『何をすべきか考えること』を指します。本校の目標は、この二つを兼ね備えたグローバルリーダーを養成することです。国際社会に貢献するために求められる資質を伸ばすと同時に、生徒一人ひとりの可能性を広げるために、本校では多彩な授業・行事・校外学習を展開しています」と話しました。

 広大な敷地に、充実した施設・設備を整えていることも同校の魅力です。飯田先生は、学校生活の様子を写した画像を用いて、恵まれた教育環境をアピールしました。蔵書数16万9000冊を誇る図書館や多種多様な特別教室、400mトラックを擁する人工芝の全天候型フィールド、2019年に完成した人工芝のサッカー場、25m×8コースが2面も取れる屋内温水プールなど、どんな教育活動にも対応できる、あらゆる施設がそろっています。

 学習面では、中学3年間は、国語・数学・英語の一部で、少人数制授業や習熟度別授業を行っています。基礎学力を定着させるために小テストを頻繁に実施し、理解が不十分な生徒には定期試験後、再試験・補習などで徹底的にフォローすることで弱点克服に導いているそうです。また、「本物に触れる体験」を重視し、授業では実験・観察や校外での活動の場を豊富に設けているほか、芸術鑑賞会なども行っています。

 高校では、自身の興味・関心と希望する進路に合わせて主体的に学習することができます。特に、高3の自由選択科目は約80講座もあります。平日に開講され、ドイツ語やアラビア語など9言語から選ぶ第二外国語や、専門性が高い「京都論」、受験勉強の一助となる「日本史演習」など、幅広いラインナップがそろっています。また、6年間の学びの集大成として、高2の秋から1年間かけて卒業論文に取り組みます。生徒は、この論文作成を通して日ごろから問題意識を持つようになり、同校の教育目標である「テーマを持って真理を探究する力」や「豊かで的確な日本語能力」が育まれるそうです。

 立教大学との連携プログラムも充実しています。高校では大学教授による「特別授業」(高1)や学部学科説明会(高2・3)が行われ、生徒は大学の研究内容などについて理解を深めたうえで進路を選択します。さらに、高3では「特別聴講生制度」を利用して大学の授業を履修することもできます。所定の成績を収めると、高校・大学両方の卒業に必要な単位として認められます。例年、約8割の卒業生が立教大学に進学していますが、国公立大学や立教大学にはない学部を志望する生徒は、高2から「他大学進学クラス」において、希望する進路に合わせた指導を受けます。

 また、2020年度より、高2の希望者を対象に、イギリスの公立高校コリヤーズ・カレッジに約4月間留学する「ワンターム留学制度」を新設。現地の生徒と同じように授業を受け、宿題や学内テストに取り組んで評価を受けます。このほかにも、1年間の派遣留学や短期語学研修など、海外で学べるさまざまなプログラムを用意しています。

 最後に、保護者の方から「新型コロナウイルス感染症の影響による休校期間中のオンライン授業」について質問が寄せられました。飯田先生は「本格的なオンライン授業を開始したのは、5月からです。Web会議アプリを使っての朝のホームルーム、双方向授業、教員が用意した指導・解説動画を視聴した後に、学習に取り組むオンデマンド型授業を併用し、生徒が学習しやすい環境を追求しながら実施しました」と説明しました。

イメージ写真 立教新座では、国際的な視野を養う「グローバル教育」と、多様性の中で自身の力を発揮し、仲間と共にチームの目標を達成する「リーダーシップ教育」を通じて、世界の人々と「共に生きる力」を備えたグローバルリーダーを育成しています

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