受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

栄東中学校

2020年7月20日(月)

アクティブ・ラーニングと文武両道を実践し、高い学力と豊かな人間性を育む

 「今日学べ」を校訓に掲げ、確かな学力と豊かな人間形成の両立をめざす栄東中学・高等学校は、難関大学や医歯薬系学部などに多くの合格者を輩出している首都圏有数の進学校です。各教科の授業や総合的な学習の時間などでアクティブ・ラーニング(AL)を積極的に取り入れ、生徒たちは課題研究、グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどを通じて、発信力・応用力を磨いています。

 この日の説明会は、オンラインで行われました。あいさつに立った校長の田中淳子先生は、「新型コロナウイルス感染症の影響で、本校では4月から完全なオンライン授業をスタートさせました。その後の保護者アンケートによると、98%の方がその内容や取り組みを評価してくださり、むしろ通常の授業よりも良いのではないかと思ったほどです」とユーモアを交えながら語りました。続いて、画面上に昼休み中の教室の様子が映し出され、中1の生徒2名、中3の生徒2名がリモートで登場。どの生徒も慣れた様子で端末を操作しながら、英語で自己紹介を行った後、約15分間にわたって進行役の先生の質問に答えるかたちで、学校生活の印象や将来の夢について元気良く語ってくれました。

 次に、同校の今年の教育活動が具体的に紹介されました。3月はWeb会議システム「Zoom」を使ってホームルームを行い、授業の動画を配信したそうです。4月からは本格的なオンライン授業に移行し、5月からは実技教科を含む全教科の授業を、通常の時間割に沿ってオンラインで実施しました。6月から分散登校が始まってからは、生徒が校舎に入る前にサーモグラフィーで検温し、全生徒の机にパーテーションを設置するなどの感染予防対策を講じているそうです。

 同校は「東大クラス」「難関大クラス」の2コース制で、基礎・基本をしっかりと身につける学習に力を入れるとともに、学んだ知識を応用するALも行って主体的に学ぶ力や思考力を高めています。こうした学びの実践として、中2の校外ALでは京都を訪れて事前学習で歴史文化への理解を深める一方、英語での観光案内にも挑戦しています。中3の修学旅行ではオーストラリアを訪れ、現地の学校でディスカッションやホームステイなどを体験します。そのほか、卒業生や保護者から自身の職業について話を聞き(ジョブ・コンテンツ)、それを参考に自分の「20年後の履歴書」を作成する「キャリアAL」なども実施されます。また、同校は週5日間の完全給食制となっていますが、アレルギー対応も可能だそうです。

 部活動が盛んなことも同校の特色の一つです。全国レベルの水泳部、コーラス部、アーチェリー部のほか、地上波のテレビのクイズ番組に何度も出場しているクイズ研究部など数多くのクラブが活動しています。日々の学校生活を通じて、生徒たちはみずから課題を見つけて解決していく力や、最後までやり抜く力を培っているそうです。

 こうした学習の成果として、2020年春は既卒生を含めて東京大に17名、東京工業大に6名、京都大に2名、東北大に18名、早稲田大に146名、慶應義塾大に74名、医学部医学科に57名の合格者を輩出しました。

 最後に、2021年度入試について説明がありました。新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するため、第1回は1月10日と12日に分けて3会場を使用し、試験開始時刻も9時と10時とに分けて行うそうです。1月16日は特待生入試(4科または算数1科)が実施され、1月18日は第2回が予定されています。「希望者は会場まで車での来校も可能です。詳細は学校ホームページをご覧ください」と呼びかけられました。

イメージ写真 JR宇都宮線「東大宮」駅から徒歩8分。グラウンド、野球場、アリーナや剣道場を備えた体育館棟、室内温水プール、アーチェリー場など、スポーツ施設も充実しています

www.sakaehigashi.ed.jp  別ウィンドウが開きます。

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