受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川学園取手中学校

2020年7月14日(火)

3コース制による「ていねいな指導」で生徒の夢を実現

 教育理念に「心豊かなリーダーの育成」を掲げ、国際社会に貢献できる有為な人材の育成をめざす江戸川学園取手中・高等学校。1978年に高校を、1987年に中学校を、2014年には小学校を開校して、12ヵ年一貫教育体制が整えられました。これまでに335名の東大合格者を輩出。また、毎年医学部に多数の合格者を出しており、2020年度は99名(全国15位)となっています。「江戸取」の愛称とともに、県内有数の進学校として知られています。

 校長の竹澤賢司先生は「本校のスローガンは『生徒の夢は学校の目標』です。学校は生徒のためにあり、そして、夢が人を育てると考えています」と話します。教育方針「規律ある進学校」については、「規律違反を厳しく取り締まろうというものではなく、他者を思いやる心を持とうということです。自己中心的な人間ばかりでは社会は動きません。高い学力をつけることはもちろん大切ですが、心力と体力もバランス良く備えた人を育てる三位一体の教育をめざしています」と述べました。

 続いて、新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校中の対応についても触れました。e-ラーニングの需要を見据え、20年以上前からICT環境を整備してきた同校では、昨年からは1人1台のiPadを導入し、ポートフォリオの作成や学習コンテンツの活用を推し進めてきました。そのおかげで、「今回の不測の事態にも、即座にオンライン授業に切り替えられ、課題の配布・提出も滞りなくできました。新入生もこのスタイルにすぐに慣れ、『授業と自習で合わせて毎日7時間以上勉強する』という目標を99%以上の生徒が達成しています」とのことです。6月からの分散登校を経て、すでに通常授業が行われています。休校中の成果は夏休み前の期末テストに反映され、生徒たちは例年以上の好成績を収めたそうです。

 同校の特色の一つである、中学入学時からの「東大ジュニア」「医科ジュニア」「難関大ジュニア」の3コース制については、「いずれのコースも同じカリキュラムで進行し、きめ細かい指導を徹底しています。目標が変わった場合を想定して、中2から高3までの進級時に計5回、他コースに移動できるチャンスも設けているのでご安心ください」と説明されました。

 放課後や長期休暇中には自由選択制の講座「アフタースクール」も開講しています。生徒の興味・関心を引き出し、学習意欲を向上させ、主体的に学習することを目的とするこの講座は、学習系・英語4技能系・実験系・合教科系・芸術系・アクティビティー系・イベント系・フィールドワーク系・インターンシップ系の9系統があり、今年度(1学期)は142講座が開講されています。

 2021年度入試については、中学部入試担当の遠藤実由喜先生が説明します。日程は例年どおり、一般入試・帰国生入試ともに、第1回が1月17日、第2回が1月25日、第3回が2月5日に行われる予定です。一般入試の受験科目は、4科目型(国語・算数・社会・理科)または英語型(国語・算数・英語)ですが、第1回のみ適性検査型も選択できます。合格基準は、4科目型の場合、難関大ジュニアコースは正答率60%、東大ジュニアコースと医科ジュニアコースは正答率70%で、正答率80%以上の受験生は特待合格となり、A特待(入学納入金全額及び授業料1年間の免除)またはB特待(入学納入金全額の免除)の通知が渡されます。「東大ジュニアコースと医科ジュニアコースのいずれかの合格点に達していなくても、難関大ジュニアコースにスライド合格することはありますが、志望コースの合格をめざして再チャレンジも可能です。また、合格した受験生が特待合格をめざして第2回、第3回に再チャレンジすることもできます」。さらに、2022年度からは、一般入試の科目に英語が加わり5教科入試となることにも触れ、「リスニング能力を測るのが目的ですが、小学校の授業で習う程度の簡単なものです。小学校の授業を大切にしてください」と説明しました。

イメージ写真 文化施設「オーディトリアム」、最新設備を備えた「自然科学棟」に加えて、2020年春には新体育館「Sakura Arena」が完成しました

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