受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

共立女子中学校

2020年8月3日(月)

コミュニケーション力や幅広い教養、豊かな感性を育み、国際社会に通用する人材を養成

 1886年設立の共立女子職業学校を前身とする共立女子中学高等学校は、「誠実・勤勉・友愛」の校訓の下、社会で活躍できる女性の育成をめざしています。

 この日のオンライン説明会の前半、広報部の桑子研先生は「新型コロナウイルス感染症の影響による休校時の対応」について説明しました。それによると、休校期間中は、主に「Google Classroom」を使って、課題の出題や動画配信授業を行ったとのこと。また、同校には放課後にネイティブ教員が常駐して英会話などを行う「ランゲージスクエア」という教室がありますが、これをオンライン上で展開。教室にいるネイティブ教員が、20名ほどの生徒と一斉にオンラインでコミュニケーションを図りました。分散登校が始まってからも、登校した半数の生徒と、自宅にいる残りの生徒をオンラインでつないでホームルームを行うなど、授業以外の面でのフォローに力を入れていたそうです。

 続いて、画面は「受験生・保護者からよく質問される五つの事項」に変わりました。これに対して、桑子先生が一つずつていねいに回答します。最初の「どんな雰囲気の学校ですか」という質問に対しては、「さまざまな個性や多様な価値観を持つ生徒がそろっています。どのような生徒にも活躍の場があるため、生徒同士がお互いに刺激し合いながら、明るい学校生活を送っています」と答えました。それに関連して、次の質問は「大人数(1学年が約320名)ですが、生徒に目が行き届きますか」でした。同校の教員は、専任と非常勤を合わせて約170名。そのため、教員の目が行き届く一方、生徒たちも科目ごとに相性の良い教員を見つけることができ、質問しやすい環境にあるそうです。また、中1の英会話では授業を少人数制で行い、上位レベルの生徒向けの取り出し授業を設定するほか、中1の後期からの数学と英語、中3からの古典も習熟度別に授業を行うなど、指導体制も手厚くしています。加えて、苦手分野克服のための指名制補習、得意分野を伸ばすための希望制補講を開講し、チューターを常駐させた自習室(申し込み制・有料)も設置するなど、アフターケアを万全にしています。

 三つめの「教育の特徴は?」という質問については、「主要教科だけではなく、実技教科も大切にしている」と説明。同校では、礼法の授業を取り入れ、音楽や家庭科の授業でも補習や補講を実施しています。また、「グローバル教育」「ICT教育」「表現力の養成」にも力を入れ、特に英語では、中1~3でオンライン英会話を導入しているほか、英検®準2級レベルの会話力を持つ生徒を対象に、英会話の取り出し授業も実施。加えて、7か国・10都市から選べる短期型の海外研修や、ショートターム留学、ロングターム留学までそろえるなど、国際プログラムを充実させています。ICT教育としては、全教室に電子黒板機能付きプロジェクターを導入し、校内Wi-Fi環境も整備。生徒全員にiPadを配布しています。そのほか、国語科から「国語表現」という科目を独立させて、クラスを2分割した少人数で週1時間の授業を実施し、表現力やコミュニケーション能力の向上を図る取り組みが紹介されました。

 四つめは「部活動は盛んですか?」という質問です。同校には、中高とも約30のクラブがあり、加入率は中学が95%、高校が90%です。活動日数は、週3~4日で、中学・高校それぞれに部長がいるため、中学生にとってもリーダーシップを身につける良い機会にもなっています。そして、最後の五つめの質問は「大学進学実績は?」というもの。同校は共立女子大学の併設校ですが、共立女子大学に進学するのは卒業生の約15%で、残りは他大学を受験しています。また、クラスは、希望する進路に合わせた学習ができるように、高2から文系・理系のコースに分かれており、ここ数年は理系が3クラスだそうです。

 最後に、桑子先生は同校の教育について「本校は、大学受験のための勉強をするだけではなく、『コミュニケーション力』『幅広い教養』『豊かな感性』を育む学校です。生徒が充実した人生を送ることが教員の願いであり、我々も全力でサポートしています」とまとめ、説明会を締めくくりました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 東京メトロ・都営地下鉄「神保町」駅から徒歩3分、東京メトロ「竹橋」駅からは徒歩5分の好立地。周囲には官公庁や書店、史跡なども多く、学習に適した環境です

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