受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

清風南海中学校

2020年8月24日(月)

見事な大学合格実績を支える
きめ細かい学習指導と、学びへの熱意

 仏教を中心とした宗教教育を教育の根幹に置いている清風南海中学校。この日の説明会で、入試広報部長の伊藤豪紀先生はまず、建学の精神である「徳・健・財」の意味について説明しました。「徳」は〝自利利他〟を心がけること、「健」は規則正しい生活習慣を身につけること、「財」は常に正しい予算生活を送ることを指します。同校では、社会のなかで、「安心と尊敬と信頼の対象となり、信用され得る人物の育成」を目標としており、そのためにも、この三つの精神を持つことが何よりも重要であると力説しました。

 続いて、大学合格実績について説明がありました。伊藤先生によると、過去5年間、卒業生のおよそ80%が国公立大学に進学しているとのこと。今年は卒業生305名のうち、現浪合わせて253名が国公立大学に進学しました。現役で東京大学理科三類に合格した生徒もいます。この生徒を含め、国公立大学医学部医学科に進学した生徒は49名(このうち現役が28名)おり、これは開校以来最多だそうです。

 この優れた合格実績を支えるものとして伊藤先生が挙げるのは、きめ細かい学習指導です。同校では、入学試験の成績によって、「特進コース」(4クラス)と「スーパー特進コース」(3クラス)の二つに分かれます。教材やテストの内容などに違いはありませんが、演習量や「学びの深度」は異なり、学年末に成績によって入れ替えが行われます。伊藤先生は、「どちらのコースに入っても、努力次第で高い目標を実現できます。実際、東大理三に合格した生徒は、入学時は特進コースでした。入学してから、どのように過ごすのかが大切です」と説明しました。

 授業時間は、平日7時間、土曜日4時間で、公立校の1.5倍の授業時間数に相当する週39時間となっています。さらに授業の進度も速く、中2が終わるまでに中学校の範囲を、高2が終わるまでに高校の範囲をすべて学び終えます。

 ついていけるかどうか心配になりますが、学習が遅れている生徒へのサポートも充実しています。中学では、「指名者補習」や「放課後学習会」を、高校では質・量ともに充実した「希望者補習」を実施。「希望者補習」には、毎年多くの生徒が参加しているそうです。

部活動と学習との
両立が求められる

 続いて、動画で学校生活の様子が紹介されました。人工芝のグラウンドや、蔵書数4万5000冊の図書館があり、全教室にプロジェクターを導入するなど、充実した施設・設備も自慢です。

 クラブ活動についても説明がありました。中学生のクラブ加入率は約8割で、みんな熱心に活動しています。なかでも科学研究部は、2018年ロボカップの世界大会に出場し、ベストストラテジー賞を受賞しました。なお、同校では、テストで一定以下の成績を取るとクラブ活動への参加が認められないため、生徒はふだんの学習にもしっかり取り組むそうです。

 最後に、2021年度入試について説明がありました。日程は、SG入試とA入試が1月17日、B入試が19日となります。変更点は、A入試・B入試の4教科型の選抜方法について。これまで4教科型は、4教科の合計点と、国語・算数・理科の3教科の合計×1.25の、どちらか高い方を受験生の成績としていましたが、来年度からは、これに加え、国語・算数・社会の合計×1.25も対象となります。社会が得意な受験生にとっては、うれしい変更でしょう。伊藤先生は、「文系・理系を問わず、より多くのお子さんに来ていただきたいと思っています。ぜひ挑戦してください」と語り、説明会を締めくくりました。

イメージ写真

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