受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

国府台女子学院中学部

2020年9月7日(月)

仏教を礎にした情操教育と
手厚い進学指導を実践

 国府台女子学院は1926年の創立以来、仏教精神を礎とする「敬虔・勤労・高雅」を三大目標に掲げ、教養としての「知識」や「道徳」を超えた「智慧」と「慈悲」の体得をめざしています。国公立大学や難関私立大学への進学者が多く、現役での進学率も9割以上と高いことから、千葉県屈指の女子進学校としても知られています。

 学院長の平田史郎先生は説明会の冒頭で、2019年春の卒業生の現役進学率が91.6%だったことに触れ、「近年では理系志望者が増加し、医学部はもちろん、薬学部や獣医学部への進学者も増えています」と語りました。高い現役進学実績をあげている背景には、生徒たちのさまざまな希望進路に対応する細かいコース編成が挙げられます。中3から「選抜クラス」が1クラス編成され、高等部では多様な進路に対応できる「普通科」と、英語教育に特化した「英語科」に分かれます。さらに高2からは、普通科の「美術・デザインコース」以外の生徒は、希望に応じて「進学理系選択」「進学文系選択」「選抜理系」「選抜文系国立」「選抜文系私立」の五つのコースに分かれて学習します。

 校舎の中央にある図書館を活用した「情報リテラシー」の授業についても説明がありました。週1コマのこの授業は、書籍・雑誌・新聞・インターネットでさまざまな文章に触れ、表現力を磨くものです。クリティカルシンキングのテキストを用いた双方向型のアクティブ・ラーニングを通して、物事を多角的にとらえる力や問題解決力を伸ばしているそうです。

 また、浄土真宗本願寺派の宗門校である同校は、情操教育の一環として週1回の「仏教」の時間を全学年に設け、生徒は普遍的な道徳観や多様な価値観を学びます。最後に平田先生は「仏教は問いを与える宗教で、哲学でもあります。それを中高で学ぶことは、お嬢さまの人生にとってプラスになるでしょう」と結びました。

今年度からICT教育を導入し
充実したオンライン授業を展開

 次に、中学部副学院長の平田慎太郎先生が学校生活について説明しました。今年度からICT教育を本格的に導入した同校では、生徒1人につき1台のiPadと、校内に整備されたWi-Fiを活用し、調べ学習や発表、学校とのコミュニケーション、大学入試時に必要とされるポートフォリオの作成などを行っています。新型コロナウイルス感染症の影響による休校期間中には、生徒1人当たり約200本の授業動画を配信して、充実した学びを継続したそうです。

 続いて、中学部での一日の様子が紹介されました。同校の一日は、念珠を手に掛けての朝礼から始まります。その後、漢字・計算・英単語の小テストを行うことで、学習習慣の確立や基礎学力の定着を図っています。また、中1からは英語で、中3からは数学でも習熟度別の授業を実施するなど、個々の生徒のレベルに合わせた指導が行われています。

 2021年度入試は感染症対策を講じたうえで、例年どおり実施される予定です。募集要項や今後の入試スケジュールについては、学校ホームページをご確認ください。

イメージ写真 生徒の昇降口の目の前にある図書館は、学校の中心的存在。調べ学習や情報リテラシーの授業に活用されています

www.konodai-gs.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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