受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

帝塚山中学校

2020年8月28日(金)

授業は男女別、部活・行事は合同
コースも多彩な「男女併学校」

 2021年に創立80周年を迎える帝塚山中学校高等学校は、初代校長である森礒吉先生の「子どもや若い人は学園の宝」ということばを教育理念とし、高い人間力を持つ生徒の育成をめざしています。

 その最大の特色は「男女併学制」です。クラスと校舎は男女で分かれていて、授業は別々に行われますが、クラブ活動や学校行事は男女が一致団結して取り組みます。また、コースは進路に合わせて中1から、男子は「スーパー理系選抜クラス」と「英数クラス」の二つ、女子は「スーパー選抜クラス」「英数クラス」「女子特進コース」の三つに分かれています。

 この日、説明に立った入試対策部長の松倉博幸先生は、「男子と女子は、特に中学の段階では成長の差があるので、授業は分けて行うほうがプラス面が多く、実際、本校では男子も女子もそれぞれ伸び伸びと過ごしています」と説明します。ただし、高校生になると、男女の成長がそろってくるので、一部の授業は一緒に受けます。文化祭なども一緒に取り組むほか、男女合同で活動するクラブも複数あったり、野球部やサッカー部ではマネージャーを女子が務めるケースもあるなど、同校の男女は「適度な距離感」で交流しています。

 また、「今年度は休校を余儀なくされましたが、本校では4月から早々にオンライン授業に取り組み、6月からの分散登校を挟んで、今は全員が新様式で登校しています」と、松倉先生は現状を説明しました。

クラブや行事も大切にしながら
国公立大学への合格をサポート

 進路に関しては、すべてのコースで国公立大学への進学に対応したカリキュラムが組まれています。テキストもほぼ同一で、個々の適性や学力などによって、途中のコース変更も可能です。また、夏休み・冬休み・春休みには大学受験セミナーを開講しており、特に夏休みの高3生向け講座は80以上に及ぶ充実した内容となっているほか、医学部対策セミナーも実施しています。今春は既卒者を含め東大に1名、京大に17名、国公立大医学部医学科に16名が合格しました。

 クラブ活動も活発です。全国大会に出場経験のある「ギター・マンドリン部」、世界大会に出場した「理科部ロボット班」を筆頭に、レベルの高い部も少なくなく、その活動の様子も動画で紹介されました。

 なお、中3のシアトル海外研修をはじめ、ハワイで自然観察や実験に取り組む「海外サイエンスキャンプ」(男子)や、「ハワイSTEAM プログラム」(女子)など、海外研修も多彩に用意していますが、今年度はすべて中止となりました。

 2021年度の入試変更点についての説明もありました。統一解禁日から3日間・計4回の入試日程に変更はありませんが、コロナ禍での受験生の負担を減らすため、2次A入試については、3・4科選択から2科に変更になります。

 最後に松倉先生は、「しっかり学校情報を集めて志望校を検討してください。その結果、本校を志望いただければ嬉しいです」と話しました。

イメージ写真

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