受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

須磨学園中学校

2020年8月29日(土)

なりたい自分になるために
主体的・実践的に学ぶ

 神戸市須磨区に立地する須磨学園中学校は、開校から17年目の新しい学校です。設立当初から変わらないスローガンは、「to be myself,... なりたい自分になる。そして…」。説明会の冒頭、理事長の西泰子先生は「本校は一人ひとりの自己実現をめざす学校です。生徒には入学直後から、何がしたいのか、何になりたいのか、頻繁に問い掛けていきます」と強調しました。

 同校が大切にしているのは、「主体的な学び」と「実践的な学び」です。主体的な学びでは、やらされる学びではなく、生徒のやる気を引き出す教育を重視。「みずから進んで学ぶために、教員は生徒たちの心に火をつける役割を担っています」と西先生は言います。

 実践的な学びでは、机に向かって知識を注入するだけでなく、自分でやってみることに重きを置いています。国内・海外の研修旅行を数多く実施しているのもそのため。海外研修では特に同年代の生徒との交流に力を入れ、学びへのモチベーションアップにつなげています。また、土曜日の午後は「探究・英会話」講座を実施。さまざまな実験・実習に取り組む時間を確保しています。

 こうした教育方針は2021年からの大学入試改革の方向性とも一致。「必要な学力観として主体性・多様性・協働性が求められていますが、すべて本校がこれまでもやってきたこと。須磨学園のための入試改革と感じるほどです」と笑顔で話しました。

ダブルスクール不要の環境
難関大学へ導く指導力に自信

 新型コロナウイルス感染症による休校中の取り組みについても紹介がありました。もともとICTに力を入れ、生徒全員に学校独自の「制パソコン」と「制スマホ」を配布している同校では、これらを活用して、いち早くオンライン授業を開始。「学びを止めない」という方針の下、Zoomなどを活用した双方向型授業を時間割どおりに行う体制を整えました。

 「自宅においても、生徒は毎朝、制服に着替えて授業を受けます。体育や音楽、家庭科、理科の実験もすべてオンラインで行うことができました」。これにより通常時のカリキュラムの100パーセントをカバー。授業の遅れは出ていません。そのほか、入学式や保護者会、講師を招いての講演会といった学校行事もオンラインで実施。こちらもスムーズに行えたそうです。

 後半は、大学合格実績について詳しい説明がありました。2020年は、東大・京大をはじめとする難関10大学に131名が合格。現役合格率は85パーセントに上ります。さらに国公立大医学部医学科にも19名が合格しました。

 また、AO・推薦入試に強いのも特徴の一つです。今春は東大理Ⅲに1名、大阪大に14名がAO・推薦入試で合格を果たしました。大阪大のAO・推薦入試合格者数は全国1位を誇ります。

 好調が続く実績を示しながら「なりたい自分をめざして、生徒一人ひとりがチャレンジした結果です。誇りに思います」と西先生。「本校に来てもらえば、ダブルスクールは不要。東大理Ⅲや京大医学部医学科に対応できる指導力があると自信を持って言えます」と結びました。

イメージ写真

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