受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

盛岡白百合学園中学校

2020年10月3日(土)

豊かな人間性と国際的な視野を持った、世界で活躍する女性を育成

 盛岡白百合学園は、「盛岡にも女子教育の充実を」との地元の要請に応え、1892年にシャルトル聖パウロ修道女会を母体に設立された、カトリックのミッションスクールです。キリスト教に基づく全人教育を実践し、先進的なカリキュラムで生徒一人ひとりの学力を伸ばすとともに、豊かな人間性と国際的な視野を持った女性を育成しています。

 この日、オンラインで行われた学校説明会では、最初に入試広報部長の菅原浩先生があいさつに立ち、「本校は、全国に七つの姉妹校を持つ白百合学園の1校です。卒業生は国内外を問わず、さまざまな業種で活躍しています。『世界へ』をキャッチフレーズに掲げる本校では、生徒たちに国際感覚や表現力を身につけてほしい、そして自立心を培い、世界に羽ばたく女性に育ってほしいと願っています」と述べました。

 続いて、学習コースとカリキュラムの紹介に移りました。中学では、国語・数学・英語で少人数制による習熟度別のコースを導入しています。難関国公立大学や医学部進学を目標とし、対策講座なども行う「アドバンスコース」と、基礎から徹底的に学び、国公立大学や難関私立大学をめざす「スタンダードコース」に分かれますが、年4回実施される実力テストの結果によって生徒の入れ替えを行っています。さらに高校では、最難関大学・難関大学・海外大学・医学部医学科への進学をめざす「MEアドバンスコース」(特別選抜進学)、難関大学・国公立大学・海外大学への進学をめざす「MEコース」(特別進学)、国公立大学・私立大学への進学をめざす「MSコース」(文理進学)、大学・短大・専門学校などをめざす「MIコース」(選択進学)に分かれており、生徒の進路や学力などに合わせた授業を展開しています。

 国際理解教育にも力を注いでおり、多彩な言語や文化、価値観を持つ人々と協働する社会に対応できる人材を育てるため、「英語力」「グローバル教育」「留学」を3本柱にした教育を行っています。まず、「英語力」については、ネイティブ教員が2名在籍し、英会話の授業を行うほか、オンライン英会話を活用して実践的な力を養成。スピーチやプレゼンテーションといったアウトプットの機会を設け、「発表する力」を高めます。「グローバル教育」では、ハーバード大学など、海外有名大学のインターン生とオールイングリッシュで過ごす5日間の「English Camp」や、上智大学外国語学部英語学科の学生と一緒に、英語漬けの3日間を過ごす「Summer Teaching Program」などを実施し、国際性・主体性を伸ばしています。「留学」については、短期・長期の留学制度のほか、海外語学研修も実施。カナダのビクトリアで行われる2週間の海外語学研修では、事前指導として英会話のレッスンや異文化研究などに取り組みます。現地では生徒1人につき1家庭にホームステイをし、帰国後は成果発表を行うなど、事後学習にも取り組みます。

 同校には、県外や県内の他の地域から入学した生徒のために、マリア寮が併設されています。そこには、早朝5時30分から夜11時30分まで利用可能な自習室・食堂・ピアノ室・娯楽室などがあり、寮生が伸び伸びと過ごす様子が紹介されました。菅原先生は「1人部屋なのでリラックスできます。自習室も朝早くから夜遅くまで利用でき、学習しやすい環境が整っています。先輩と後輩も仲が良く、生活や勉強のことなど、先輩が優しく教えているので、ご安心ください。娯楽室なども楽しそうに利用しています」と述べました。

 また、岩手県の歴史・文化・生活環境についても触れ、「盛岡は北東北の中心地で、有名な観光スポットがたくさんあること」や、東北を代表する祭りの「盛岡さんさ踊りに生徒が参加していること」などを紹介しました。立地については、「東京から東北新幹線で盛岡までは最短で2時間15分、盛岡駅から同校まではスクールバスで約15分」と、意外に便利であることもアピールしました。

 2021年度は、1月8日午前に首都圏入試Ⅱ(算数1科)を、午後に首都圏入試Ⅰ(4科)を実施します。試験会場は、Ⅱは白百合学園中学高等学校ポーリニアンホールで、Ⅰは同ホールが定員に達した場合、白百合学園小学校も使用されます。また、2021年度入試よりウェブ出願となることも伝えられました。

イメージ写真 自然に囲まれた広大な敷地。上智大学のカトリック高等学校対象特別推薦をはじめ、200大学以上の指定校推薦枠が用意されています

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