受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

中央大学附属横浜中学校

2020年10月5日(月)

基礎学力を重視した大学受験対応型のカリキュラムで、他大学進学も手厚くサポート

 中央大学附属横浜中学校・高等学校の前身は横浜山手女子中学校・高等学校。2010年10月に中央大学の附属校となり、2012年に中学を共学化。2013年に港北ニュータウンにキャンパスを移転し、現校名に改称しました。この日のオンライン説明会であいさつに立った教頭の前田雅之先生は、校訓である「謝恩礼節」「自立実践」を紹介し、「本校では、感謝の心や思いやりを忘れず、主体的に考えて行動し、問題を解決できる人材を育てています。また、今年で創立112年を迎えますが、中央大学の附属校としてはまだ10年ほどしか経っていません。時代の変化に対応しながらも、伝統を継承し、基礎・基本を大事にする教育を築いていきたいと考えています」と語りました。

 同校では、学園祭や体育祭などの行事を生徒自身が計画・運営し、先輩・後輩や同級生との交流を深めると同時に、コミュニケーション力を向上させ、自主性や協調性も育む場となっています。また、授業で身につけた知識を活用する機会として、鎌倉校外研修(中2)や京都・奈良研修旅行(中3)などがあります。これらの行事の多くは「班別自主行動」となっていて、生徒たちがグループごとに主体的に計画を立て、実行します。前田先生は「自分で考えて行動する経験を積み重ねることで、生徒は大きく成長していきます」と話します。

 グローバル人材を育む国際理解教育にも力を注いでいます。たとえば、中2ではニュージーランド短期研修(希望制)でホームステイ体験、高1では、カナダ研修(希望制)で、大学の寮に滞在しての語学研修、高2では、全員が研修旅行としてシンガポール・マレーシアを訪れ、現地の大学生と交流を図るなど、さまざまな海外研修をそろえています。高1・2で規定の成績を収めた生徒は、ターム(学期)留学や1年間の留学にも参加できます。1年間の留学では、現地校で取得した単位を同校の単位として認定することも可能です。

 中央大学との連携・交流も盛んです。中央大学の学部・学科ガイダンスや、学年単位での大学訪問があるほか、大学の教員による学問講座なども実施されています。生徒に自分の将来を強く意識させ、学問に対する興味・関心を引き出すのがねらいです。中央大学への進学を希望している生徒はもちろん、他大学への進学を考えている生徒からも、「大学を理解するうえで役立った」と好評です。卒業生の約75%が内部推薦で中央大学に進学していますが、同校では国公立大や難関私立大を受験する生徒へのバックアップも欠かしません。前田先生は「そのベースとなるのは基礎学力です。内部進学するとしても、他大学に進学するとしても、基本的な学力は6年間でしっかりと身につけ、大学へと送り出します」と述べました。

 同校では、高2から文系・理系に分かれ、高3では、さらに国公立コースと私立コースに分かれます。また、他の私立大学の中央大学にない学部・学科や、国公立大学を受験する場合、中央大学への被推薦権を保持したまま受けられる併願制度もあります。2020年春は、東工大、一橋大、東京医科歯科大など、難関国公立大にも合格者を輩出しています。

 最後に、広報部長の田中友也先生から2021年度入試についての説明がありました。試験はこれまでと同様、2月1日午前と2日午後の2回実施されます。また、合格者の平均得点率は例年約70%とのこと。「どの分野からもまんべんなく出題する予定です。奇をてらった問題は出さないので、基礎・基本をしっかりと学習してください」とのアドバイスが送られました。

イメージ写真 横浜市営地下鉄「センター北」駅より徒歩7分の好立地。明るく開放感のある校舎には、図書室、ランチルーム、自主学習ができる総合学習コーナーなどの施設・設備が充実しています

www.yokohama-js.chuo-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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