受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

星野学園中学校

2020年10月9日(金)

「習熟度別教育」「国際人教育」「情操教育」を3本柱に21世紀を担う人材を育成

 1897年に設立された私塾「星野塾」を前身とする星野学園。21世紀を担える人間づくりをめざして、難関大学への現役合格を可能にする学力を養成するとともに、人格・体力をも高める全人教育で、国際社会に通用する人材を育成しています。この日、あいさつに立った校長の星野誠先生は、「本校は創立124年目の古い学校ですが、十分な施設・設備を備える学園と自負しています。今回はオンライン説明会となりましたが、機会がありましたら、学校見学にお越しください」と伝えました。同校には、全天候型グラウンドの「星野ドーム」や床上下可動式屋内温水プール、世界3大ピアノのうちの二つ、ベーゼンドルファー、スタインウェイのグランドピアノが備わった1500席を有する「ハーモニーホール」など、充実した施設・設備がそろい、生徒は伸び伸びと授業や部活動などに取り組んでいるそうです。

 続いて、中学校教頭の渡邉朋子先生が教育の柱について紹介しました。それは「習熟度別教育」「国際人教育」「情操教育」の三つです。まず、中学のクラスは習熟度別に編成され、発展学習に力を入れる「理数選抜クラス」と、基礎学力の構築に重点を置く「進学クラス」に分かれています。この日の説明会では、理数選抜クラスについて詳しく紹介されました。「理数」といっても文系・理系混合で、進学クラスより難度の高い副教材やプリントを使いながら、応用力を鍛えます。中3の1学期から、生徒に将来を展望させるキャリア教育を始め、大学受験への意識を高めているのも特色の一つです。どちらのクラスも授業の進度はほぼ変わらないので、進級時に成績次第でクラスを移動することも可能です。また、中2からは英語・数学で習熟度別授業を実施。さらに、1人に1台タブレットを持たせ、各教科のプレゼンテーションやウェブテストに活用しています。ポートフォリオ作成にも利用するなど、大学入試改革を意識した学びにもつなげています。

 高校(共学部)では、「理数選抜コース」「S類特進選抜コース」「α選抜コース」「βコース」の4コースに分かれます。このうち「理数選抜コース」には、東大などの最難関国公立大学や医学部医学科への進学をめざす生徒が在籍。東大の大学院で学ぶ留学生との英語交流プログラムをはじめとした「グローバル養成講座」、最難関大学や医学部の教授による大学出張講義など、理数選抜コース独自のプログラムを設定しています。また、どのコースにおいても、昼休みや放課後の個別指導、定期テストの後の補習、長期休暇中の講習などが実施されています。

 「国際人教育」については、ネイティブ講師による英会話の授業のほか、タブレット端末を使った「イングリッシュセントラル」という語学学習の授業も行い、スピーキング力やリスニング力を強化。中3の修学旅行では、全員がオーストラリアでホームステイを経験し、その成果を発揮するとともに、異文化について学びます。中1~3の希望者を対象に、福島県のブリティッシュヒルズで英語合宿も実施しています。このほか、「情操教育」の一環として、能やバレエといった本物の芸術に触れる芸術鑑賞会、各界の第一線で活躍する著名人の話を聞く講演会などもあり、教養や感性を養うプログラムが充実しています。

 2021年度入試については、1月10日午前に進学クラス第1回、午後に理数選抜第1回、11日午前に理数選抜第2回、午後に進学クラス第2回、14日午前に総合選抜の計5回が行われます。試験教科については、進学クラスは2回とも2科、理数選抜は第1回が3科(国語・算数・理科)、第2回が4科です。総合選抜は従来の2科4科に加え、3科(国語・算数・英語)も選択可能になりました。英語の試験にはリスニングも含まれます。また、どの入試においても、発熱などの理由により受験できなかったものを対象とする追試験を1月28日に実施することが伝えられました。

イメージ写真 文化系・体育系ともに部活動が盛んです。2019年度はバトン部(中学)が全国大会で優勝したほか、多くのクラブがさまざまな大会で好成績を収めています

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