受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北埼玉中学校

2020年10月15日(木)

「着実・勤勉・自主」を校訓に掲げ、礼儀正しくて思慮深い、自立心を持つ生徒を育成

 城北埼玉中学・高等学校は、校訓「着実・勤勉・自主」の下、人間形成と大学進学指導を柱とした教育を実践する中高一貫校です。規律を守る男子を育成する環境と、きめ細かい学習指導体制を整えた県内有数の進学校として定評があります。

 オンライン説明会の冒頭で、入試広報部の出合英之先生は「本校では『かっこいい男子になりませんか』ということばを一つのキーワードにしています。それは、外見のことではありません。“礼儀正しくて思慮深い、自立心を持っている人間”を指し、そうした男子を育てたいというのが本校の目標です」と話しました。そのために、同校では、校則の厳守をはじめ、姿勢の矯正、服装や態度について厳格な指導を行っています。

 続けて、「生徒には勉強だけでなく、行事や部活動にも熱心に打ち込んで、仲間との『学び合い』『助け合い』『支え合い』の重要性や協働力を学んでほしいと願っています。そして、立派な社会人に成長し、『楽ではなかったが、楽しい学校だった』と思えるような学校をめざしています」と述べました。また、同校は「武を尊重した文の優先」をモットーとしています。たとえば、中1・2で、定期考査の成績が思わしくなかった生徒には、試験後の約1週間は部活動への参加を禁止し、その期間中は指名制の補習や講習会を実施して、理解できるまで指導します。さらに、高1からは受験講座が開講されます。OBの大学生が「OB学習支援隊」として放課後に生徒の学習を支援する体制もしっかり整えています。

 学習面の特色として挙げたのは、週の目標や日々の家庭学習、 授業内容のまとめを記録して提出する「JSノート」です。生徒は、これを中学3年間毎日記入します。それにより、決まった時間に起床・就寝して生活リズムを整えるのです。そのうえで、家庭学習の習慣を定着させ、学力向上を図っています。このほか、新聞記事に対する自分の意見や保護者、教員の意見を記した「新聞ノート」も作成。自分の考えを端的に伝える表現力や文章力を養うほか、持続可能な開発目標(SDGs)に挙げられた環境問題、社会問題を考えるきっかけにもしています。また、同校の特徴的な取り組みには「静座」も挙げられます。これは授業やホームルームの前に、30秒間目を閉じて呼吸を整え、姿勢を正す行為で、学習前に気持ちを落ち着かせる効果があるそうです。

 英語教育や国際理解教育にも力を注いでいます。英会話の授業は日本人1人とネイティブ教員2人の3人体制でクラスを分割して行い、一人ひとりが英語で意見を主張する機会を多く設けています。さらに、オンライン英会話を導入しているほか、国内イングリッシュキャンプやシンガポールへの修学旅行(高2)、オーストラリア語学研修(中3~高2希望者)なども用意して、語学力を向上させるとともに、多様な文化と価値観を理解する心も養っています。

 クラス編成の説明もありました。中学は1学年4クラスで、そのうちの一つが選抜クラスとなります。この選抜クラスは、中学入試の時点で「特待合格」や「選抜合格」を獲得した生徒のみで構成され、学習進度や教材は普通クラスと変わりませんが、普通クラスでは扱わない難易度の高い演習問題などに取り組み、学習意欲を高める工夫をします。なお、中2以降も、努力次第で、進級時に普通クラスから選抜クラスに移ることができるように、学年成績を基本に模試や実力テストなど、さまざまな指標を用いてクラス編制を行います。

 2021年度入試は例年どおり、1月10日・12日・15日・18日の計4回実施されます。このうち初回の10日が特待入試です。出合先生は「特待入試のレベルは高度ですが、一般入試でも特待合格を出しています。例年、成績が上位約30%に入った受験生が特待合格となっています。また、選抜クラスに入学できる『選抜合格』も出していますので、ぜひチャレンジしてください」と結びました。

イメージ写真 スクールバスの発着する東武東上線の駅がこれまでの「上福岡」駅から「ふじみ野」駅へと変更されました。このほか、JR埼京線「南古谷」駅、西武新宿線「本川越」駅からもスクールバスを運行しています

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