受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

千葉日本大学第一中学校

2020年10月21日(水)

「真・健・和」を校訓に、生徒一人ひとりが「愛校心」を持てる学校をめざす

 1968年に東京・両国の日本大学第一高等学校の兄弟校として、船橋市習志野台に開校した千葉日本大学第一高等学校。2年後に中学校が併設されました。当初は男子校でしたが、1998年に中学が、2001年に高校が共学となりました。校舎は日本大学理工学部に隣接していますが、大学とは別法人により、独立した形で運営されている特別付属校です。卒業後の進学先も多彩で、校長の村中隆宏先生によると、約6割が日本大学に、約4割が国公立大学や難関私立大学に進学しているとのことです。

 教育においては、多方面の学問領域を網羅する日本大学の最先端の学問に触れると同時に、大学のキャンパスライフを体験できる連携授業にも力を入れています。中1生対象の「中1理工学部体験」では、理工学部船橋キャンパスの教授による講義を受けます。高校では、理工学部精密機械工学科の研究室で学ぶ「理工学部研究体験」、医学部・薬学部・歯学部・松戸歯学部・理工学部・文理学部などで体験授業を受ける「夏季体験授業」、日本大学の医療施設や医歯薬系学部で研修を受ける「医歯薬学部研修」などがあります。

 村中先生は、同校の校訓「真・健・和」と、「自分で考えて判断できるように精神的にしっかり自立して、基本的な生活習慣を確立する」「自分の進路について真剣に考え、自らの進路を切り開いていくだけの確かな学力を身につける」「生徒会活動や部活動などによって、学校生活全体の活力を向上させる」という三つの目標を紹介し、「生徒だけでなく、保護者の皆さま、そして教員など学校にかかわるすべての人たちに愛校心を持ってもらえる学園づくりをめざしています」と結びました。

 続いて、中学の教育内容を紹介する動画が上映されました。中学では全学年が毎朝8時20分から20分間の「朝読書」に取り組みます。また、生徒がみずから時間を管理し、家庭学習をする習慣を確立させるため、課題を毎日出しているそうです。学習面については、授業中に行われる小テストの理解度に応じて、放課後に補習を実施し、基礎学力の定着を図っています。週2回、放課後に開かれる「学習サポーター室」では、大学生のチューターが数学と英語の自主学習を手助けしています。英語教育ではアウトプットを重視し、全学年で週1回行われている英会話の授業、課外のオンライン英会話などを通して、国際社会で通用するコミュニケーション能力を育成します。さらに、英語の授業で英検®の過去問を解いたり、夏休みに英検®講座(5級~2級)を開講したりもしています。

 広報部主任の久保田勝先生からは、教育環境について紹介がありました。2017年竣工の高校棟は、各階ごとにテーマが設けられています。1階には学びの場として、約6万7000冊の蔵書を誇る図書室と、100席以上の個別ブースを持つ自習室を設置。「サイエンスプラザ」と呼ばれる2階には、中学生用の理科室、高校生用の化学室・生物室・物理室があります。そして、3階にはコンピュータールームがあり、4階には中1から利用可能なランチルームなどの設備が用意されています。久保田先生は「B:文武両道(学業と部活動、学校行事、趣味を両立させながら将来を考える時間が持てる)」「ⅰ:維新=学校の変革(生徒主体の学校行事や新校舎完成による学びの環境の変化など)」「g:現役大学進学(自分の努力で行きたい学部・学科に進学)」「M:面倒見主義(人間力を高める指導体制)」「K:高大連携教育(日本大学付属校としてさまざまな体験授業を実施)」のそれぞれの頭文字を取った「Big MK」ということばで、同校の魅力をまとめました。

 2021年入学者の募集については、12月1日に第一志望入試が、1月21日に第1期入試が、1月26日に第2期入試がそれぞれ実施されます。3回とも4科ですが、英検®4級以上の取得者は、出願書類と一緒に合格証のコピーを提出すると加点があるとのことです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 広大なキャンパスには、1周400mの本格的陸上競技用トラックが設けられているグラウンドのほか、野球専用グラウンドも2面あるなど、充実した設備が整っています

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