受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

昭和女子大学附属昭和中学校

2020年10月21日(水)

女性が活躍できるチャンスのある時代。「知って、考えて、行動する」挑戦の毎日を

 1920年創立の日本女子高等学院を前身とする昭和女子大学附属昭和中学校。「世の光となろう」を学校目標に、校訓「清き気品」「篤き至誠」「高き識見」の下、全人教育を行っています。

 この日、オンラインで開催された説明会の冒頭で、校長の真下峯子先生は、「これからは国境を越えた人・物・知の流れが加速します。一方、持続可能な開発目標(SDGs)にも示されている指標のとおり、解決すべき課題が山積しています」と述べました。女子中高生に持ってほしい力として、真下先生は「教科学力」「キャリア意識」「自律的な学習・生活スタイルの確立」の三つを挙げ、「今こそ女性が活躍するチャンスです。知ること、考えること、行動すること。この3ステップをつなげて、社会に学びを還元できる人に成長してほしいと願っています」と力強く語りました。

 続いて、医療系・理工系・データサイエンス系の分野に力のある女性を輩出すべく、2021年に新設する「スーパーサイエンスコース」を紹介。英語と数学の徹底強化を図るカリキュラム、国内外の研究者や女性エンジニアなどによるサポート体制など、充実した学習環境について説明しました。そして、「女性が理工系に弱いというのは幻想です。数学や理科は、こつこつ学び続ければ、必ず自分のものになります。粘り強さ・段取り力・柔軟性、そして他者を助けようとする姿勢は、新しい時代のプログラミングやソフトウェアデザイン、データサイエンスに最も必要とされる素質なのです」と強調しました。

 次に、中学教頭の粕谷直彦先生が、同校の工夫されたカリキュラム「SHOWA NEXT」について紹介しました。その特徴は、生徒一人ひとりの夢を実現する徹底した「個別最適化」と、生徒みずからが感じることを大切にした「現地体験主義」です。また、中学校は「本科コース」「グローバル留学コース」「スーパーサイエンスコース」に分かれて学習。いずれのコースでも、「ザ・ボストン ミッション」など、さまざまな海外研修・留学プログラムが用意されています。粕谷先生は「このように、『みずから選ぶ』『みずから感じる』を両輪として、徹底した個別指導で実力を伸ばして高みをめざしています」と語りました。

 続いて、進路指導部長の渡辺琴絵先生から進路指導に関する説明がありました。「本校の進路指導・キャリア教育の特徴は、選択の幅の広さです。たとえば、高校を事実上2年間で修了し、高3では大学の講義を受ける『五修生制度』を使うと、大学の早期卒業制度によって、中高大で本来10年間かかるところを9年間で終えることも可能です。また、『ダブルディグリー・プログラム』も整備されており、昭和女子大学で3年間、テンプル大学ジャパンキャンパスで2年間学ぶことで、日米二つの大学の学位を取得できます」

 なお、昭和女子大学に進学するのは卒業生の40%弱で、半数以上は他大学に進学するそうです。特別協定校である昭和大学には10名の推薦枠があり、医学部・薬学部にも毎年、同校の卒業生が進学しています。渡辺先生は、数学や情報の授業がきっかけで統計学に興味を持ち、朝の満員電車の混雑を解消する研究に取り組むために、東京理科大学工学部情報工学科に進学した卒業生など、6人のOGの進学エピソードを紹介。「『なんとなく』ではなく、具体的な目標を持って進学するのが本校の生徒です」と述べました。

 2021年入試の変更点は、「スーパーサイエンスコース」の募集を開始することと、「スーパーサイエンスコース」または「グローバル留学コース」から「本科コース」へのスライド合格制度を導入すること(出願時に要申請)の2点。「日程や考査科目などの詳細は、最新の募集要項をご確認ください」とのことでした。

イメージ写真 東急田園都市線「三軒茶屋」駅から徒歩7分。幼稚園から大学院、インターナショナルスクールや米国テンプル大学ジャパンキャンパスまでを擁する国際色豊かな教育環境も自慢です

jhs.swu.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ