受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川女子中学校

2020年9月28日(月)

英語教育のさらなる充実を図り
「国際コース」を新設

 1931年開校の城東高等家政女学校を前身とする江戸川女子中学校・高等学校は、「誠実・明朗・喜働」を校訓とし、新しい時代にふさわしい「教養ある堅実な女性」の育成をめざしています。

 説明会の冒頭、校長の菊池今次先生は、生徒の様子について次のように語りました。「新型コロナウイルス感染症の影響による臨時休校期間中は、オンデマンド授業と課題を組み合わせて、充実した学びの継続に努めました。また、夏休みには多くの生徒が講習に参加し、学習に対する前向きな姿勢を見せてくれました」

 続いて、2021年度の新たな動きについて説明がありました。一つ目は、創立90周年の記念事業として新校舎の建築工事が始まることです。菊池先生は「新校舎は高3生の専用棟で、受験勉強に専念できる環境を整えます」と説明しました。

 二つ目は、中学に国際コースが新設されることです。同校は1986年、併設する高校に英語科を設置して以来、社会情勢の変化に合わせながら英語教育に力を注いできました。そのノウハウを生かし、国際コースでは生徒のレベルに応じた新しいカリキュラムが導入されます。菊池先生は「高い志を持ち、多方面で積極的に挑戦したいと考える生徒たちを後押ししたい」と抱負を語りました。

体験学習と特別教育活動で
自立心を鍛え、感性や品格を培う

 「自立心を鍛える」という目的から、校外での体験学習にも注力しています。中1では軽井沢を、中2では南信州を訪問し、自然の中で仲間との共同生活を体験します。また、奈良のホテルに現地集合する中3の修学旅行では、それぞれの班が事前に、いつ、どこを見学するかを自分たちで決め、奈良・京都を3泊4日で巡ります。このように、生徒たちに任せることで、課題解決能力・情報収集力・コミュニケーション力などを養っているのです。

 中学では特別教育活動として、中1で茶道、中2で筝曲、中3で華道を週1コマずつ学び、日本の伝統文化に触れながら感性や品格を培います。学習面では、多くの中学校より15分長い「1コマ65分」の授業を行い、主要教科については中学の段階で高校の内容を学ぶ先取り教育を取り入れていることが大きな特徴です。朝のホームルームでは、漢字・英単語の小テストを実施。家庭学習を習慣づけ、日々の努力を積み重ねることで、英検®や漢検などの外部検定にチャレンジできる基礎力を定着させます。

 国際コースに関する詳しい説明もありました。入学者は英検®2級レベルの英語筆記と、面接(日本語・英語)による英語特化型入試で選抜しますが、それ以外の2科・4科の入試で合格した場合でも、英検®3級以上を取得している場合、または2月下旬に実施予定の「英語チャレンジテスト」に合格した場合、同コースへの入学が認められます。

 入学後の英語の授業は少人数制で行い、英検®2級以上の生徒を対象とした「アドバンストクラス」と、英検®3級・準2級の生徒が対象の「スタンダードクラス」の二つに分かれて学びます。英語で美術や音楽を学ぶ「イマージョン教育」も、ネイティブ講師とのチームティーチングで行う予定です。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 中世ヨーロッパのお城をイメージさせる外観が印象的な校舎。太陽の光が降り注ぐパティオ(中庭)もあります

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