受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

鎌倉学園中学校

2020年10月1日(木)

校訓「礼義廉恥」の下、
「真の文武両道」をめざす

 古都・鎌倉の豊かな緑と寺院に囲まれた鎌倉学園中学校・高等学校。鎌倉五山筆頭の建長寺が1885年に創設した僧侶教育機関「宗学林」を前身として、1921年に中学校が設立されました。「人として身につけなければならない社会の正しい道理を知り、心清くして悪を恥じ、不正を行わない」ことを表す「礼義廉恥」の校訓の下、「真の文武両道」を重んじる教育を実践し、「知・徳・体」のバランスの取れた人材を育成しています。

 この日、あいさつに立った校長の竹内博之先生は「学校選びの際は、建学の精神がお子さまの性格やご家庭の教育方針に合っているかどうかを見極めて、6年間を明るく楽しく、元気に過ごせる学校を選んでください」と話し、同校の教育方針について説明しました。

 竹内先生は「宗教系の学校では、どの程度の宗教教育が行われているかという点をしっかり調べていただきたい」と述べ、同校の特徴として「ほどほどの宗教教育」を挙げました。隣接する建長寺で年に数回行われる坐禅教室では、心を落ち着かせて、自分自身と向き合うことで、禅の精神を学びますが、「そのほかの宗教行事は、ほとんどない」とのことです。

 「真の文武両道」をめざす同校では、勉強以外に夢中になれるものを見つけるよう指導しています。その一つがクラブ活動で、12の運動部と14の文化部、八つの同好会があります。竹内先生が「放課後、元気な学校です」と表現するように、中学生の参加率は、ほぼ100%で、生徒たちは熱心に活動に取り組んでいます。

 最後に、竹内先生は「校内見学が難しい状況ですが、個別にご相談いただければご案内することもできます。来校の際は、ぜひ授業中や放課後の元気な生徒の姿をご覧ください」と結びました。

3段階の習熟度別授業で
全体的な学力の底上げを図る

 続いて、入試対策部長の林栄先生が、「文武両道」の具体的な取り組みを紹介しました。「文武両道」の「武」を象徴する文化部の一つが、ESSです。ESSでは訪日外国人に英語で鎌倉を案内するなどの活動を通して、実践的な英語表現を身につけています。また、弁論部・陸上競技部・硬式野球部・硬式テニス部なども、各大会で優秀な成績を収めているそうです。「最後まで部活動をがんばった生徒の多くが、国公立大学や難関私立大学への合格も果たしています」と強調しました。

 カリキュラムについては、中学では「学習習慣の確立」と「基礎学力の定着」に重点を置き、主要教科の時間を十分に確保したうえで先取り授業を実施しています。中3の数学は「発展」「標準」「基礎」の3段階に分けて習熟度別授業を行い、さらに高1では英語と国語も習熟度別授業となります。高2からは希望進路別のコースに分かれ、全体的な学力の底上げを図るとともに、国公立大学への合格をめざします。

 一方で、グローバル教育にも力を注いでおり、中3から高2までの希望者を対象にベトナム、欧米、オーストラリアで研修旅行を実施。このほかにも国内英語研修など、生徒の見聞を広めるための多彩なプログラムが用意されています。

イメージ写真 2021年に創立100周年を迎えるに当たって、公式ロゴやキャラクターが決定しました。記念イベントも開催される予定です

www.kamagaku.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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