受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

栄東中学校

2020年10月1日(木)【会場参加型】

「今日学べ」を校訓に掲げ
学力と人間力を高める

 校訓「今日学べ」を掲げる栄東中学・高等学校は、埼玉県有数の進学校として知られ、難関国公立大学や医歯薬系学部に毎年多くの合格者を輩出しています。「私立校にふさわしい豊かな人間形成」「進学校にふさわしい確かな学力形成」という教育方針の下、アクティブ・ラーニング(AL)を積極的に取り入れ、課題研究やグループワーク、ディスカッションなどの機会を多く設け、生徒の人間力を向上させています。中学入学時から「東大クラス」「難関大クラス」の2コース制をとっていることも特徴です。

 説明会の冒頭で、校長の田中淳子先生は、同校で活躍している生徒と、1人の卒業生を紹介しました。東大クラスに在籍している高2生は8月にテレビのクイズ番組で準優勝を果たし、現在、大学生のOBは学生テレビキャスターとしてレギュラー番組を担当しています。「2人とも自分の好きな分野に情熱を注いだからこそ、今こうして活躍しているのです。人生にはさまざまな選択肢がありますが、生徒たちには6年間で勉強はもちろん、部活動など多様な体験を通して、自分の考えをしっかり持ち、本当にやりたいことを見つけてほしいと願っています」と話しました。

 続いて、英語ALの授業例として、田中先生自身が指導する中1の英語の授業が映像で紹介されました。そこでは、中1生たちが物おじせずに先生に次々に英語で質問を投げ掛け、時にはジョークも交えながら堂々と受け答えをしていました。このような双方向型の授業を通じて、積極的な発話を促し、自分の意見を英語で瞬時に表現する力を高めています。

アクティブ・ラーニングを通して
主体的に学び、思考力を培う

 続いて、中1・中3・高1の生徒9名が登場し、英語による自己紹介の後、進行役を務める入試広報センターの稲田昭彦先生の質問に沿って、学校生活や将来の夢などについて語りました。稲田先生は「本校は、授業や校外学習だけではなく、部活動や学校行事においてもALの活動を実践し、あらゆる場で『自分の考えや気持ちをことばにする』ことを大事にしています。入学当初、人前で話すことが苦手だった生徒もいますが、さまざまな活動を経て、その生徒なりに成長すればいいと考えています」と語りました。

 基礎・基本を定着させる学習に力を注ぐとともに、その知識を応用するALも行って、主体的に学ぶ力や思考力を高めているのも同校の特徴です。こうした学びの実践の場として、「京都を訪れ、日本の伝統文化の理解を深める京都AL」(中2)、「現地の学校でディスカッションやホームステイを体験するオーストラリアAL」(中3)、「各界で活躍する卒業生の講演を聞き、それを参考に自分の『20年後の履歴書』を作成するキャリアAL」(中3)といったプログラムを用意し、生徒の知的好奇心や学習意欲を刺激しています。

 最後に、2021年度入試について説明がありました。新型コロナウイルス感染症への対策として、第1回入試は1月10日と12日に日程を分けたうえで、三つの会場を使用して実施します。また、本校会場においては、集合時刻も9時と10時に分ける予定です。1月16日には東大特待入試(4科または算数1科)、18日には第2回入試を実施し、どちらも会場を二つ設けます。また、今回から東大特待入試に新たな特待制度が新設されます。従来の「1年間特待生」に、「中学3年間特待生」と「中高6年間特待生」が加えられ、入学金・授業料、施設設備拡充費などが全額授与されるとのことです。

イメージ写真 クラブ活動が盛んで、生徒の参加率は9割以上。アリーナや剣道場を備えた体育館、2面のグラウンド、室内温水プールなど、運動施設が充実しています

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