受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大阪星光学院中学校

2020年8月30日(日)

6年間で60泊を超える合宿で
心身ともに大きく成長

 大阪星光学院は、1950年にカトリックのサレジオ会の学校として設立された男子ミッションスクールです。聖書の一節「世の光であれ」を校訓とし、社会全体から家族や友人まで、周りを明るく照らし、そして自分自身も輝くような魅力ある人間の育成に力を注いでいます。そのために大切にしているのが「アッシステンツァ」という、サレジオ会の教育理念です。これはイタリア語で「ともにいること」という意味で、サッカーの「アシスト」と同じ語源を持ちます。渉外広報部の八木健太郎先生は、「本校は、生徒と教員、生徒同士、さらにはOBとのつながりが強いのが特色です。生徒は人とのかかわりのなかで、人間的に大きく成長していきます」と話します。

 教育の根幹を成すのが合宿です。中1の1年間だけでも4回実施され、中高6年間で約60泊を数えます。入学直後に学校敷地内にある研修館で行われる1週間の合宿を皮切りに、長野県信濃町の黒姫星光山荘、和歌山県みなべ町の南部学舎など、校外の合宿施設を活用して、登山やスキーなどに挑戦。中3の修学旅行では、北アルプス・立山連峰縦走も体験します。「自立のための多様な経験ができるのも、合宿の良さです」と話す八木先生。今年は新型コロナウイルス感染症の影響でまだ実施できていませんが、9月の高2の修学旅行からスタートし、中1の合宿は10~11月に行う予定だそうです。

 クラブ活動も盛んで、中学生は9割以上がいずれかのクラブに所属し、運動部と文化部を兼部している生徒もいます。近年は、卓球部・柔道部・ホッケー部・クイズ研究部の活躍がめざましく、多くの生徒が学術系の国際オリンピックにも出場し、メダルを獲得するなど優秀な成績を収めています。

生徒の学力を着実に伸ばす
「繊細かつ骨太な学習指導」

 学習面では、「繊細かつ骨太な学習指導」をキーワードに、特に中学の間は基礎・基本を身につけることを重視しています。週3日の小テストで生徒一人ひとりの定着度を確認し、必要に応じて指名制の補習を実施。その一方で、夏休みなどの長期休暇を利用して、発展的な内容を学ぶ希望制の勉強合宿も行っています。

 「こうした指導を受けることで、自主的に学習に臨む姿勢が身につきます」と八木先生。休み時間には職員室前のスペースで質問する生徒の姿が絶えません。自習をしたり、友人同士で教え合ったりという光景が校内のあちこちで見られるなど、ここでも「ともにいる」の精神が生きています。

 英語教育では、4技能をバランス良く伸ばす授業を実践。ネイティブ教員による英会話の授業が週1時間あるほか、暗唱大会や個々の添削対応にも力を入れています。中3・高1の希望者を対象とした海外研修制度も整っています。

 進路指導では、卒業生とのつながりを生かして、毎週土曜の放課後に「ほしゼミ」と題した講座を開講。医師・弁護士・経営者など、第一線で活躍する卒業生の話は、生徒自身が将来について考える良いきっかけとなっているそうです。

 最後に八木先生は、コロナ禍での休校中の対応について説明しました。「オンライン授業は、4月中旬から双方向型で実施しました。朝礼・体育・音楽も含め、できるだけ日常に近い形で月曜から金曜までの時間割を組み、保護者会もウェブで行いました。もし流行が再燃しても、スムーズに対応可能です」

イメージ写真

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