受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

秀光中学校(認可申請中)・仙台育英学園高等学校秀光コース

2020年10月24日(土)

中高一貫のIB教育で多彩な進路を実現。組織改編に伴い、入試制度を大きく変更

 宮城県仙台市にある秀光中学校は、「持続可能な社会の構築のため、“至誠”によって貢献するグローバルシティズンへ」というスローガンの下、世界の変化に柔軟に対応しながら、国際社会に貢献できる人材の育成をめざしています。2021年4月、現在の秀光中等教育学校から校名を変更すると同時に組織を改編し、併設型の中高一貫校に生まれ変わる予定です。

 この日のオンライン説明会は、最初に入試広報部長の高橋澄夫先生が学校概要を、続いて佐藤久樹先生が入試概要を、それぞれ説明する形で進められました。高橋先生はまず、「至誠」「質実剛健」「自治進取」から成る建学の精神に触れ、「本校では、この建学の精神と、教育の三本の柱を基盤に、国際バカロレア(IB)教育を取り入れながら、グローバルシティズンと呼べる有為な人材を育てています」と説明しました。

 同校の教育の三本の柱の一つ目が「Language(語学)」です。これからの国際社会を生きていくためには、確かな英語力が必要との考えから、同校では、レベル別にクラスを編成して授業を行い、学校全体でTOEFLなどの検定試験の受検を推奨するなどして、高い英語力の養成を図っています。二つ目は「Music(音楽)」です。「音楽の素養があれば、世界の人々と言語を超えたコミュニケーションがとれる」という考えの下、生徒全員がそれぞれ何らかの楽器を選んで演奏の楽しさを味わいます。また、作曲を学ぶことで感性と自己表現力を磨きます。そして三つ目の「Science(科学)」について、高橋先生は「『IB=文系』というイメージがありますが、海外に目を向けると、IB履修者には理系の人材が多いのです」と述べ、その観点から、科学的探究心や知的好奇心を刺激する授業が数多く用意されていることをアピールしました。たとえば、東北大学の全面協力を得て、理科実験講座「サイエンス・コ・ラボ」を開講しています。ここでは大学レベルの専門的な実験も行われ、生徒の視野を広げています。

 「本校は、数あるIB認定校のなかでも、中学生対象のMiddle Years Programme(MYP)、高校生対象のDiploma Programme(DP)の両方の認定を受けた、全国でも数少ない学校です」と高橋先生が胸を張るように、6年間を通してIB教育を受けられるのは、同校の大きな魅力です。ディプロマ(IBDP)と呼ばれる国際的な大学入学資格を取得することで、海外大学への道も開けます。近年では、国内の国公立大学の中にも、IBDPを利用した入試制度を設ける学校が増えており、共通テストや二次試験を受けずに、あこがれの大学にチャレンジすることも可能です。高橋先生は「どんな進路を選んでも、万全のフォロー体制を整えているので、さまざまな選択肢を視野に、果敢にチャレンジしてほしいですね」と話しました。

 続いて、佐藤先生が2021年度の入試に関する説明をしました。組織改編に伴い、中学入試も大きく変わります。東京入試は、これまで二つの会場で実施されていましたが、青山学院大学(青山キャンパス)のみとなります。選抜は1月の一次試験(筆記)と2月の二次試験(オンライン面接)の2段階で行われ、一次試験だけを受験する場合は、検定料が不要となります(オンライン面接に進む場合にのみ納付が必要)。また、合否確認サイトでは例年どおり、採点前の自分の答案データや、解答例、受験生全体の得点分布をダウンロードできるそうです。佐藤先生は「一次試験の情報を活用して、その後の学習に生かしてください」と結びました。

イメージ写真 宮城野新校舎は、JR「仙台」駅から仙石線で二つ目の「宮城野原」駅に隣接。交通の便にも恵まれています

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