受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

常総学院中学校

2020年10月28日(水)

入学時から「医学」「科学」「人文」の三つの「探究フィールド」に分かれ、各自の興味に合った学びで意欲を高める

 茨城県土浦市にある常総学院の創立は1983年。高校のみでのスタートでしたが、1996年に中学校を開設しました。以来、国公立大学や難関私立大学進学を目標にした中高一貫教育を実践し、高い語学力・論理的思考力・プレゼンテーション能力を備えた、国際社会に貢献するリーダーの養成に努めています。

 オンラインで開催されたこの日の説明会では、入試広報部部長の佐藤秀彰先生が教育内容を紹介。冒頭で、今後育てたい生徒像について、「本校では、育てたい資質や能力に『自己肯定感』『学力』『タフネス』を挙げています。この三つを核としながら、英語力・異文化受容力・コミュニケーション力など、これからの時代に必要な能力を養成していきたいと考えています」と述べました。

 開校以来、力を注いでいるのが、英語教育と国際理解教育です。週9時間の英語の授業のうち4時間は、10名のネイティブ教員が担当するCE(Communicative English)です。1クラスを3分割して少人数制で行われ、英作文・英会話・リスニングをオールイングリッシュで指導しているのが特徴です。一方、残りの5時間は日本人教員によるRE(Regular English)です。ここでは、読解・単語・文法演習を中心に学習します。REで学んだ知識を使って、CEの時間に実際に英語で表現してみることで、総合力を身につけるのです。その成果は顕著で、中3修了時の英検®準2級以上の取得率は約75%に達しています。

 職業観を培うキャリア教育については、「医学探究フィールド」「科学探究フィールド」「人文探究フィールド」の3分野に分かれて学習を行う「探究フィールド制」をとっていることが大きな特徴です。生徒は、各分野の見学会や職業講演会に参加するほか、興味のあるテーマを決めて調べ学習を行い、その成果を発表します。どのフィールドに所属するかは入学時に決定しますが、進級時に別のフィールドに移ることもできます。このほか、「朝の1分間スピーチ」や「クラスディスカッション」など、一人ひとりの思考力や表現力を伸ばす取り組みも行っています。また、英語・数学・国語については、毎日の朝学習に加えて、月曜・水曜・金曜の放課後16時~17時10分に特別講習を実施し、基礎力を定着させるほか、発展的な問題に対応する力も培っています。

 中学入学時から「AD(アドバンスト)クラス」と「ST(スタンダード)クラス」の二つのクラスを設け、習熟度別の授業を行っているのも特徴です。ADはSTに比べて、扱う問題や期末テストの難易度が上がりますが、授業の進度は変わらないので、進級時にクラスを移ることも可能です。さらに、2019年度からは入試の合格区分の中に、ADクラス特待合格のさらに上にスーパーAD特待合格を設け、生徒10名を対象とする少人数制の「スーパーADクラス」を新設しました。スーパーADでは、東大受験を熟知した専属教員による指導や、スーパーAD生同士の学年を超えた相互学習交流も行っています。佐藤先生は「STクラスの生徒も難関国公立大や難関私立大に一般合格しています。本校では、すべての生徒にきめ細やかな学習指導をしており、入学後に大きく学力を伸ばす点でも定評があります。充実した学習環境も整えていますので、安心してお子さんを預けてください」と強調しました。

 このほか、中学・高校とも完全給食制にしている点にも触れ、「担任も生徒たちと一緒に給食を食べるので、生徒たちの変化に気づきやすくなります。いじめの前兆にも敏感で、生徒たちが困っていることも早めにキャッチできるので、安全な学校運営にもつながっています」と話しました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 東京ドーム約2.5個分の校地面積を持つ広々とした生活環境。最寄駅のJR常磐線「荒川沖」駅、つくばエクスプレス「つくば」駅へは、柏、流山から約30分の距離にあります

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