受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

細田学園中学校

2020年10月28日(水)

「やりたいこと」を見つけるdots(原体験)教育を軸に、未来の社会で生きる力を育む

 先進型の教育内容が高い評価を得ている細田学園。2019年春に中学校を開校し、創立100周年を迎える2021年4月に中1から高3までの全学年がそろいます。

 説明会の冒頭で、校長の新井健志先生は、新型コロナウイルス感染症の影響下における今年度の対応について、「すでにICT教育の環境が整っていたので、休校となっても、4月の半ばからオンラインで双方向型の授業を行うことができました」と説明しました。「生徒と教員がオンラインでしっかりとコミュニケーションを図っていたからこそ、通常登校が始まってから、学校で学ぶ楽しさを再確認できたのだと思います。本校では、精神的にも身体的にも成長する中高6年間、自分のやりたいことや、希望する進路についてしっかりと考える、そんな学校生活を送ることをめざしています」と結びました。

 続いて、副学園長の持田直人先生が教育の特色について説明しました。「本校は未来の社会で他者と協働できる人物を育てたいと考えています。自発的に物事に取り組む姿勢を育てるため、生徒たちには『好きなことを見つけましょう、それに向かってがんばりましょう』と声を掛けてきました」と語ります。

 中高時代を「『好きなこと』『得意なこと』を見つけて伸ばしていく6年間」にするため、同校では「人生で最も多感な時期にたくさんのdots(原体験)を得るべき」という考えの下、質・深さ・幅の三つを考慮した独自の「dots教育」を実践しています。持田先生は「『未来創造力』『国際力・英語力』『人間力』を育成する『次世代型教育』に力を注いで、生徒たちが社会で活躍する2040年ごろの社会を意識し、『日本一のよい教育』をめざしています」と続けました。

 また、海外への進学や国際的な活躍を見据え、英語教育にも力を入れています。目標は、高3までに、国際的な言語能力指標であるヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)でB2(海外大学への進学が可能とされるレベル)に達すること。習熟度別の少人数制授業や複数の外国人講師による授業を行い、無理なく英語力を養うカリキュラムを組んでいます。また、希望者には1年間留学できる制度も用意しており、海外も視野に入れた進路選択が可能となるよう、万全のサポート体制を整えているとのことです。

 一方、同校では学びの手法として「DITO」メソッドを採用しています。これは、自分が何をやるかDefine(定義する)するところから始まり、Input(入力する)、Think over(熟考する)、Output(出力する)という一連の行為を繰り返し行うサイクルを表したものです。生徒たちは、中1から、みずから課題を設定し、調査・議論・発表して思考を深める学びに繰り返し取り組んでいきます。そして、学習はもちろん、日々の生活や学校行事でも、このDITOを繰り返していくことで、主体性、チャレンジ精神、感謝・反省の心が培われていきます。それは、同校が創立時より掲げてきた建学の精神「愛と奉仕」にもつながるものとなっています。

 最後に、2021年度の入試について説明がありました。1月10日午後(大宮会場)と13日午前に行われる特待生入試で特待生Sとして合格した場合は、入学金と最長6年間の授業料・教育充実費が免除となります。入試問題は、同校の教育方針を反映した内容となっており、国語や社会では必ず「あなたはどう考えますか」と問う記述問題が出されます。持田先生は「日ごろからニュースなどを見て、自分はどう考えるのか、まとめる練習をしておくとよいでしょう」とアドバイスを送りました。

イメージ写真 2015年に完成した新校舎は、ICT環境が充実。先進的な学びが可能となっています

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