受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

埼玉栄中学校

2020年11月6日(金)

毎日の学習サポートを充実させ、生徒一人ひとりの意欲を向上させる

 「人間是宝」を建学の精神とする埼玉栄中学・高等学校。「今日学べ」という校訓のとおり、生徒も教員も「今日やるべきことは今日やり、明日に延ばさない」という高い意識を持ち、学習・部活動・行事・社会貢献のすべてに全力で取り組む学校づくりを目標にしています。

 オンラインで行われたこの日の説明会の冒頭で、入試広報センター長の森山豊先生は、「本校は中学・高校合わせて約3000名の生徒が在籍する大規模校です。しかし、200名以上もの教員をそろえ、生徒一人ひとりに目が行き届く環境を整えています。クラス担任・部活動担当など、多くの教員が生徒を見守り、『面倒見の良い大規模校』という評価を頂いています」と述べました。一人ひとりの生徒に合わせたサポート体制も万全です。たとえば、専任スタッフが常駐する「進路指導センター」では、定期考査や模試の成績、相談内容など生徒のデータを一元管理しています。そのため、生徒のその時々の成績を卒業生の受験データベースと比較でき、生徒たちに進路選択や学習の進め方について適切なアドバイスをすることが可能になっているそうです。

 続いて、話題は具体的な教育内容に移りました。中学では、入学時から「医学クラス」「難関大クラス」「進学クラス」の三つのクラスに分かれます。このうち医学クラスでは、高度な授業を展開するだけではなく、医師に必要な倫理観・使命感・判断力・協調性を育む、さまざまな体験プログラムを用意しています。大学の医学部での実験・特別講義・施設見学も行われており、中1は帝京大学、中2は北里大学、中3は筑波大学、高1は東京大学で実践的な学びを体験します。

 また、授業第一主義をモットーとする同校では、月曜から金曜までの始業前には「0時限」を、放課後には「7時限」を設け、希望制の演習授業や補習を実施しています。森山先生は「7時限では、標準的な問題を本校の教員が指導するほか、外部の講師を学校に招いて、応用的な指導を依頼することもあります。理解不足の生徒にはていねいな指導を徹底し、成績上位者には学習意欲を引き出すために、より高度な内容に取り組ませています」と説明しました。さらに高校では、「10時限」まで設け、放課後選択授業や入試対策講座など、生徒自身の希望進路や興味・関心に合わせて学べる選択制の講座が多数開講されていて、生徒は自由に学習プランを立てることができます。加えて、0時限と1時限の間には、10分間の朝読書も実施し、読解力や思考力を磨いています。

 国際理解教育にも力を入れています。中2は京都・奈良校外学習でグループワークを行い、日本文化を学びます。さらに、中3の修学旅行でオーストラリアを訪れ、現地で日本文化のプレゼンテーションを行うほか、ファームステイを通じて農業体験をします。このほか、高2のアメリカ修学旅行や希望生の語学研修など、さまざまな制度をそろえています。

 「文武技芸」の四道で日本一の学校をめざしている同校では、「部活動で培った集中力や忍耐力は、勉強はもちろん、実社会に出てからも大きく生かされる」という考えから、部活動も推奨しています。東京ドーム約14個分の広さを誇る敷地には、室内温水プール、陸上競技場、総合体育館などがそろい、「1クラブにつき1施設」を与えています。朝・昼・夕と3食を提供するカフェテリアもあるので、安心して学習や部活に取り組めるのも特徴です。

 最後に、入試の変更点について説明がありました。2021年度の一般入試は、1月12日の午後入試が新たに加えられ、1月10日午前・午後、11日午前、12日午後、13日午前の計5回行われることが伝えられました。

イメージ写真 JR「西大宮」駅から徒歩4分の場所に位置。中庭を囲むように配置された校舎は、自然光を採り入れた明るく開放感のある構造です

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