受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学豊山中学校

2020年10月20日(火)

多様な経験で視野を広げ
大らかな「男子力」を磨く

 日本大学豊山高等学校・中学校の前身は、真言宗豊山派によって1903年に開校された旧制豊山中学校です。1954年に日本大学の付属校となってから、今年で66周年を迎えます。

 冒頭であいさつに立った校長の松井靖先生は、全国各地にある日本大学の付属校について紹介しました。26校の付属校のなかで日本大学が直接運営する学校は11校あり、同校は唯一の男子校です。松井先生は「大学の付属校という盤石な教育環境を持つ本校では、生徒たちが早い時期から将来を見据えて学んでいます。また、男子校だからこそできる『ジェンダーフリー教育』にも力を入れ、多様な体験から個性を伸ばし、生徒の『男子力』を豊かに高める教育を実践しています」と話しました。

 次に、広報部長の田中正勝先生が学校生活について説明しました。初めに、家庭科の授業や宿泊行事、クラブ活動の合宿中における生徒の様子を紹介した田中先生は、「男子校だからこそ、性別にとらわれずに、さまざまなことに挑戦できるのです。男子の成長は一見ゆっくりですが、きっかけさえつかめば大きく伸長します。『強く・正しく・大らかに』という校訓の下、男子の特性を引き出す指導ができるのが本校の最大の強みです」と語りました。

 16学部87学科を有し、大学院にも20の研究科がある総合大学の付属校というメリットを生かして、中・高・大・院にわたる一貫教育が行われているのも、同校の魅力の一つです。中3で実施する「日大学部見学会」など、中学時代から大学の授業を体験できる機会が多く、希望する進路や将来像をイメージしながら学習へのモチベーションを高めています。

中3から「特進コース」を設置
日大の医歯薬系学部や難関大をめざす

 学習指導においては、オリジナルの手帳を使って生徒一人ひとりが学習計画を作成し、自学自習の習慣や規則正しい生活リズムを定着させています。毎朝8時10分から、MAP(モーニングアシュランスプログラム)と呼ばれる10分間の朝テストを実施し、基礎力を培うとともに、理解度の定着を図っています。

 このほか、グローバル教育にも注力し、校内英語スピーチコンテスト、カナダでの語学研修ホームステイ(中2~高2)といった希望制のプログラムを用意しています。また、日本大学のすべての付属高校の生徒を対象に実施されるケンブリッジ研修では、他校の生徒と交流を図りながら英語力を磨いています。

 クラス編成は中3から希望進路別となり、「特進コース」と「進学コース」に分かれます。「特進コース」は、国公立大学や難関私立大学、日本大学の医歯薬系学部への進学をめざすコースで、希望進路の実現に向けて、高い学力を養成します。一方、「進学コース」は、日本大学の進学に向けて、確かな学力を築くコースです。高校では、これらに高校からの入学生による「スポーツコース」が加わり、3コース制となります。

 2020年3月の現役大学進学率は96.1%でした。卒業生の約4分の3は日本大学に進学しますが、中高一貫生は2割ほどが国公立大学や難関私立大学に進むそうです。なお、国公立大学を受験する場合は、日本大学への被推薦権を保持したままチャレンジできます。

イメージ写真 東京メトロ有楽町線「護国寺」駅から徒歩すぐ。2016年竣工の校舎は11階建てで、ビル管理法に適合した最新の換気システムを完備し、蔵書数約4万冊の図書館、屋内プール、3層吹き抜け構造のアリーナなどがそろっています

www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ