受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

西大和学園中学校

2020年10月25日(日)【会場参加型】

「何のために学ぶのか」を問い掛け
学習へのモチベーションを維持

 奈良県北葛城郡河合町の緑豊かなエリアにある西大和学園。JR大阪駅から最寄りの王寺駅までは、乗り換えなしで40分程度とアクセスが良く、奈良県内よりも他府県からの通学生が多いほどです。

 中学が男子校で、高校が共学校だった同校が、中学においても女子の受け入れを開始したのは2014年。ただし、中学2年生までは、男子と女子とはほとんどの授業を別々に受ける男女別学のスタイルです。

 そんな同校が、近年、全国的に注目を集めるようになったのは、そのめざましい大学合格実績の伸びからです。2020年は浪人を含め53名が東京大学に合格しました。これは全国で11位、西日本では灘の79名に次ぐ数字です。この日、説明に立った生徒募集部長の飯田光政先生の話も、こうした進学実績の報告から始まり、「本校は卒業したら終わりではありません。希望する大学への進学という夢がかなうまで、保護者の方とも連絡を取りながら、しっかり面倒を見ます」と話しました。

 飯田先生が併せて強調したのが、生徒が受験する大学については、「めちゃくちゃ口を出す」ということ。「生徒の進路指導を予備校任せにする学校や、まったくしないという学校もありますが、本校は違います」と言います。しかし、それは、「あなたはこの大学を受験しなさい」と学校が指導するということではありません。「どうしてその大学を受験するのか。何のためにその大学に行くのか」を常に生徒に問い掛けるということ。そこがしっかりしていない生徒に対しては、いろいろな考え方や、さまざまな選択肢を示します。担任の先生の他愛のない雑談から、本格的なキャリア教育までが絶好の進路選択の機会となっています。それが同校のスタンスであり、また、「何のために勉強するのか」「将来何をやりたいのか」を明確にすることが学習のモチベーションともなり、結果的にすばらしい大学合格実績にもつながっているようです。

1月17日午後の本校入試は
本校のほか県内の3会場で実施

 説明会の後半は、この日の説明会参加者からの質問に答える形式で進んでいきました。なかでも多くの受験生と保護者の方が関心を寄せるのが寮の話です。学園の敷地内には男子寮があり、現在、全国から集まった140名ほどの生徒が寮生活を送っています。「入学後、途中から入寮することができるか」。その質問に対しては、保護者の転勤なども考えられますが、「部屋に空きがあれば可能」とのこと。ただ、とても人気があり、飯田先生も「2021年度入試は、入寮希望者については入寮のボーダーラインを設定するなど、入試の成績で入寮の可否を決めざるを得ないだろう」と話します。

 最後に、来年1月17日午後に行う2021年度の本校入試について。密を避けるため、21年度は本校のほか、例年使用している、近鉄奈良駅から徒歩20分の奈良春日野国際フォーラムのほか、JR奈良駅から徒歩15分、近鉄新大宮駅から徒歩10分の奈良県コンベンションセンター、近鉄生駒駅そばの生駒セイセイビルにも会場を設けるそうです。

 教室での説明が終わった後、参加者は4班に分かれて、先生方の案内の下、校内を見学しました。自宅のパソコンからも蔵書検索ができる図書室、広いグラウンド、昨年リニューアルした食堂など、校内の各所を20分ほどで巡り、恵まれた教育環境を確認しました。

イメージ写真

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