受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

多摩大学目黒中学校

2020年11月19日(木)

積極的に授業改革に取り組み
「常に進化し続ける学校」をめざす

 「常に進化し続ける学校」をモットーとする多摩大学目黒中学校・高等学校は多摩大学の付属校ですが、ほとんどの生徒が同大学への進学資格を保持したまま、他大学を受験できる制度を利用しています。また、最近では、早慶上理やGMARCHなど難関私立大学への合格実績を伸ばしています。

 この日の説明会であいさつに立った校長の田村嘉浩先生は、「本校は生徒と教員の距離が近く、強い信頼関係を土台とした指導を行っています。また、教員は、生徒たちの能力を最大限に引き出せるよう、積極的に授業改善に取り組んでいます」と述べました。その説明のとおり、同校では15年前から生徒による授業評価アンケートを年2回実施しており、教員は自身の指導法を見直す機会としています。さらに、校外での研修に参加し、授業のレベルアップを図る熱心な教員も多いそうです。

 また、同校では、生徒たちが日々の学習はもちろん、部活動・行事にも前向きに取り組み、「小さな成功体験」を積み重ねることを大切にしています。まず、目黒キャンパスには、中学生は午後8時まで、高校生は午後9時まで利用可能な自習室「ラーニングセンター」や、購買部のあるカフェテリアなどの施設がそろっています。そして、豊かな緑の中で心身共にリフレッシュしながら、さまざまな活動に集中できる環境として用意されているのが、目黒キャンパスからスクールバスで約50分の場所にあり、広大な人工芝グラウンドや多目的体育館宿泊設備も備える「あざみ野セミナーハウス」です。中学生は週1回、終日ここで授業を受けるほか、運動部の選手たちが思う存分練習に励んでいます。

多摩大学・官公庁・企業と提携し
課題解決型プロジェクトを実践

 早い段階からアクティブ・ラーニングを推進してきた同校では、教科横断的な学びを通して、課題解決力を養成する体験学習に特に力を注いでいます。たとえば、多摩大学のゼミに参加する「地域振興プロジェクト」、目黒区の地域貢献活動に取り組む「目黒区商店街活性化プロジェクト」、企業主催の講演会への参加や「起業プロジェクト」など、多摩大学・官公庁・企業などと連携して多彩なプロジェクトを実施。また、生徒全員にタブレット端末を配布して情報収集能力の向上を図り、コミュニケーションツールとしても活用しているとのことです。

 英語教育を軸とした国際教育も重視しています。同校には2名のネイティブ教員が在籍し、授業だけではなく朝礼や学校行事でもかかわるため、生徒たちは外国人とのコミュニケーションに自然に慣れていくそうです。また、中3全員がホームステイを体験する、2週間のオーストラリア修学旅行、希望者対象の語学研修(イギリス、アメリカ)、留学制度(アメリカ、カナダ、ニュージーランド)などを通じて、世界へと視野を広げています。

 続いて、2名の高1生が登壇し、入試広報部長の井上卓三先生との一問一答形式で学校生活を紹介しました。「増上寺で行うキャンドルイベントなど、多摩大学と連携したプログラムが充実している」「外部から企業を招いて取り組む『投資戦略 Study Group』という株式投資学習プログラムでは、金融の仕組みについて学べるうえ、チームで問題解決する力も養われた」など、さまざまな話題で盛り上がり、生徒たちが意欲的に学んでいる様子が伝わってきました。

イメージ写真 目黒キャンパスへはJRなどの「目黒」駅から徒歩12分。部活動も盛んで、サッカー部やダンス部などの強豪クラブが多数あります

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