受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学藤沢中学校

2020年11月25日(水)

大学との提携プログラムと
充実した設備が魅力

 日本大学藤沢中学校は、日本大学藤沢高校の併設校として2009年4月に開校。2015年には小学校も開校し、小中高大による付属校連携教育が実現しました。

 説明会の冒頭、校長の楠本文雄先生は「本校は日本大学の付属校として、同大の教育理念である『自主創造』を掲げています」と述べました。楠本先生によると、同校では「生徒に指示する・教える」という従来型の指導法ではなく、生徒の自主性を尊重し、生徒が「自ら学ぶ」「自ら考える」「自ら道をひらく」ための学びを実践しているそうです。「中高6年間で、行事・部活動・留学などさまざまな体験をし、そこで小さな成功を積み重ねていけるよう、生徒たちを全面的にバックアップしていきます」と語りました。

 次に、中学教頭の薄井教靖先生から、学校紹介がありました。同校の広い敷地には、施設・設備が充実しています。隣接する日本大学の生物資源科学部と連携したさまざまな教育プログラムもあり、生徒が伸び伸びと学ぶための豊かな教育環境が備わっています。フィールドワークとしては、生物資源科学部の学生や大学スタッフの指導の下、中1で畑の整地から野菜収穫までを体験する農場実習、中2でソーセージなどの食品加工や畜産業を学ぶ実習を行います。食品づくりのシステムや安全性などを学ぶことを通して、生徒の興味を刺激するとともに、大学進学への意識を高めていきます。また、付属校のメリットを最大限に生かし、大学の図書館・博物館・グラウンドなどの施設も利用できます。

中3生全員を対象に
「特別進学クラス選抜試験」を実施

 高校からは、日本大学の難関学部・学科、難関私立大学、国公立大学をめざす「特別進学クラス」を3クラス設置します。このうち1クラスは中高一貫生のみのクラスで、ほかは高校からの入学生との混合クラスです。中高一貫生のみのクラスに所属できるのは、毎年3月に中3生全員が受験する「特別進学クラス選抜試験」での成績上位者40名です。そこには中高一貫生に起きやすい「中だるみ」を防ぐ狙いもあるそうです。

 一方、ICT教育とグローバル教育は中学段階から重視しています。生徒全員にタブレット端末を配布し、ふだんの授業だけではなく、課題の配信や提出、家庭との連絡にも活用。今後はオンライン英会話も導入される予定です。また、高2のカナダ修学旅行(4泊6日)や、希望制のオーストラリア語学研修(2週間)など、異文化交流を通して真の国際人を育成するプログラムも充実しています。

 最後に薄井先生は、校訓「健康・有為・品格」について紹介。「『有為』とは、『人の役に立つ』ということです。人の役に立つ喜びは、『ありがとう』の気持ちから生まれ、それが社会性を育みます。保護者の方々も、ぜひお子さまに『ありがとう』と声を掛けてあげてください。また、本校ではさまざまな活動を通して、他者と協力し、何かを成し遂げることを重視していますが、そうしたなかでリーダーが育ち、またリーダーを支える人材も育っていきます」と結びました。

 2021年度の入試は、2月1日の第1回が男女各20名、4日の第2回が男女各10名の定員となり、これまでの合計120名の募集から半分の60名の募集となります。これは、日本大学藤沢小学校からの内部進学が始まるための変更です。

イメージ写真 広大なキャンパスには、400mトラックと1200席もの観客席を備えたグラウンド、トレーニングルーム、カフェテリア、蔵書約8万冊の図書館など、充実した設備がそろっています

www.fujisawa.hs.nihon-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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