受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

女子聖学院中学校

2021年5月29日(土)

自己肯定感を高め、英語力と発信力を身につけて「他者や社会」とつながる力を育む

 女子聖学院は1905年に米国プロテスタント教会の婦人宣教師バーサ・F・クローソンによって設立されたミッションスクールです。建学の精神に「Love God and Serve His People 神を仰ぎ 人に仕う」を掲げ、キリスト教に基づく人間教育を実践しています。

 この日の説明会はオンラインで開催されました。広報室長の佐々木恵先生はその冒頭、荘厳なパイプオルガンを備え、4階まで吹き抜けになっているチャペルの写真を見せながら、次のように話しました。「女子聖学院はキリスト教教育を土台としている学校です。礼拝を通じて『一人ひとりがかけがえのない存在であること』『自分は愛された存在であること』に気づかせ、一人ひとりの自己肯定感を高めています。そうした気持ちを育てる場として、毎朝の礼拝をとても大切にしています」

 同校において、生徒たちが心身を発達させる重要な機会となっているのが、多彩な学校行事です。なかでも、運動会と記念祭(文化祭)、そして合唱コンクールは、生徒が企画・運営を担う三大行事です。また、中1生はアメリカ発の冒険教育プログラム「アドベンチャーキャンプ」を通して、仲間との絆を深めながら課題解決能力を養います。佐々木先生は「このような取り組みを通じて本校がめざしているのは、『みんなが互いに肯定され、生かし合う学びの場』をつくることです。多くの人と幅広く意見を交わし、課題を一つずつクリアしていくなかで、教室は生徒たちにとって『安心できる場』になります。多様な体験をみんなで共有することで、主体的に学ぶ姿勢や協働する力が培われると考えています」と話しました。

 コミュニケーション力やプレゼンテーション力の育成にも力を注いでいます。その一例として、佐々木先生が紹介したのが、20年以上続いている中1・2の「聞く・話す」という国語科の授業です。また、中2では、環境問題に関するテーマに沿って調べ学習を進め、その集大成として、ICT機器の整った「フューチャールーム」でプレゼンテーションアプリを使用し、みんなの前で発表します。さらに、高校での「高校スピーチコンテスト」は、国際理解力や発信力を強化するプログラムとして、同校で50年以上続いているものです。

 英語教育にも定評があります。ネイティブ教員による授業が週3時間あるほか、ふだんの学校生活でもネイティブ教員と接する機会が多いため、生徒たちは英語4技能をバランス良く伸ばしています。この日の説明会では、中1の英会話の授業で行われたスピーチテストの実際の様子を動画で確認することもできました。語学研修プログラムも豊富で、4か国6種類の研修プログラムが整っています。

 このほか、中学3学年の総合学習では、「マイコンパスプロジェクト」と題する探究学習を実施。佐々木先生は「生涯を支える『自分の軸』を育て、生き方の指針を持って学び続けるためのプログラムを行っています」と語りました。

 最後に、入試の変更点について説明がありました。2022年度は2月3日の午前入試(2科/4科得意プラス型)も新たに実施されます。同校の入試は4科とも100点満点ですが、4科得意プラス型入試は、4科のうち最も得点が高い科目の得点を2倍して200点満点とし計500点満点で判定するもの。佐々木先生は「1科目でも得意な科目がある人にはとても有利な入試です。自信がある方はぜひ挑戦してください」とメッセージを送りました。

イメージ写真 校内の「JSGラーニングセンター」には自習エリアを設置しているほか、チューターが常駐し、質問対応も可能。自学自習の習慣をじっくりと形成します

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