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学校説明会レポート
開智中学校
2021年7月26日(月)【オンライン学校説明会】
みずから学び、社会貢献できる
国際的リーダーを育成
「平和で豊かな世界の実現に貢献する創造力・発信力・コミュニケーション力を持った国際的リーダースペシャリストの育成」をめざす開智中学・高等学校。「高度な教科型学習」「探究・発信型学習の実践」「生徒の自主性の育成」の三つを教育の柱としています。
今年4月に校長に就任した菅沼健児先生は、オンライン説明会の冒頭で、「これからの社会では、新しい知識や技能を身につけることが重要です。生徒たちには、希望する進路の実現に向けた学習を通して、『自発的に学ぶ力』を培ってほしいと考えています」と述べました。また、「視野を広げ、自分が『今、なすべきこと』を考えさせたい」という思いから、2021年度の学校目標を「外へ、未来へ」としたそうです。これを受けて、学校近隣での地域ボランティアや岩槻フィールドワーク、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組み、模擬国連国際大会への参加など、生徒たちの自主的な活動が広がっていることも紹介されました。
一方、同校で教科学習と同等に重視しているのが、20年以上継続している探究・発信型学習です。日常生活の中で課題を発見し、仮説を立て、検証・考察を繰り返して思考力・探究力を養い、発表のスキルも磨きます。一人ひとりが自分で決めた「探究テーマ」の研究に取り組むほか、学年ごとに磯のフィールドワーク(中1)、森のフィールドワーク(中2)、関西フィールドワーク(中3)、首都圏フィールドワーク(高1)を実施します。
その集大成となる高2の英国フィールドワークでは、自分たちが探究した内容を現地の大学生に英語でプレゼンテーションし、ディスカッションも行います。また、中学の道徳の時間には、正解のない問いについてみんなで考える「哲学対話」の授業があり、相手の考えを理解したうえで自分の意見を伝える「対話力」も培っています。
同じ目標を持つ仲間と高め合う
四つのコースを新たに導入
進路指導の基本方針は「自分が決めた第一志望を貫く」ことです。先生方は、生徒を応援し、質の高い授業や面談で手厚くサポートします。長期休暇中の講習や大学別の放課後特別講座(高2)を開講するなど、学習フォロー体制を万全にしているのも特徴です。
続いて、今年度から設置された新コースについての説明に移りました。東京大学など最難関の国公私立大学をめざす「先端IT」、医歯薬・獣医系学部をめざす「先端MD」、グローバルな職業やIT業界など最先端分野をめざす「先端GB」、中1から高1までの4年間の探究型学習を通じてじっくりと将来を考える「先端FD」の四つのコースがあり、入学前に生徒自身がいずれかを選択します。「キャリア教育などは、コースごとの特色を出して展開しますが、GBコースの英語を除き、教科学習の内容・進度は4コース共通です。中2から中3への進級時にもう一度コースを選ぶ機会があります」と、菅沼先生。さらに、高2からは、希望する進路に応じてクラスを再編します。国際バカロレア(IB)のディプロマ・プログラム(DP)候補校となっている同校では、2025年度より文系・理系・医歯薬系に加えて、バカロレアDPのクラスをスタートさせる予定です。
菅沼先生は「自分で意思決定することは、幸福感を感じる原動力となります。本校では、学校生活のさまざまな場面で『自分で選ぶ』経験を大切にしながら、将来社会が変化しても、柔軟に対応できる人材を育てていきます」語りました。
スポーツ施設が充実した緑豊かな岩槻キャンパス。午後9時まで利用できる自習室もあり、生徒たちの自学自習を支えています
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