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学校説明会レポート
千葉日本大学第一中学校
2021年8月30日(月)
文武両道をモットーに、多様な体験で豊かな成長を促す
1968年、東京・両国の日本大学第一中学・高等学校を運営する日本第一学園により、千葉日本大学第一高等学校が開校。その2年後に中学校を併設しました。当初は男子校でしたが、1998年に中学が、2001年には高校が共学化されました。
この日のオンライン説明会で、広報部主任の久保田勝先生は、「本校は日本大学の建学の精神『自主創造』に則り、学園独自の校訓である『真・健・和』を教育の柱としています」と述べました。続けて「自分で考えて判断できるように精神的にしっかり自立して、基本的な生活習慣を確立する」「自分の進路について真剣に考え、自らの進路を切り開いていくだけの確かな学力を身につける」「生徒会活動や部活動などによって、学校生活全体の活力を向上させる」という三つの具体的な目標を紹介しました。
英語教育ではアウトプットを重視し、年1回の「スピーチコンテスト」や世界各国の外国人留学生を招く「異文化交流」を実施。週1回の英会話の授業では、ネイティブ教員による少人数制のレッスンと、オンライン英会話の授業を隔週で行います。さらに、フィリピン語学研修(中3・高1の希望者)、オーストラリア語学研修&ホームステイ(高1・2の希望者)、ケンブリッジ大学短期語学研修など、海外で学ぶ機会も数多く用意しています。久保田先生は「京都・奈良での修学旅行では、英語圏出身ではない外国人留学生が各班に同行する企画もあります。生徒たちはさまざまな交流を通して、国際社会で通用するコミュニケーション能力を培っています」と話します。
一方、主要教科を中心に、広く深く学ぶのも同校の特徴です。数学は中3で高校の内容を学ぶ先取り学習を行うとともに、中2・3では週2時間の演習を設け、生徒一人ひとりのレベルに応じて指導しています。英語と数学は宿題と小テストで理解度を測り、充実した補習・講習でフォロー。大学生チューターによる放課後の「サポーター室」もあり、生徒は苦手を克服するとともに、学習習慣を身につけることができます。
また、文武両道をめざす同校では、学校行事も大切にしています。20年以上の歴史を持つ「百人一首大会」、夏休みに農家にホームステイする「自然体験学習」(中3)、実際の裁判そのものの形式で審理を行う「模擬裁判」など、特色ある体験行事が行われています。なかでも、日本大学と連携した多彩なプログラムは、付属校のメリットを生かし、最新の設備と研究に触れることができる貴重な機会です。久保田先生は「医・歯・薬学部での体験が可能なのは、付属校のなかでも東京の日本大学第一高等学校と本校の2校のみです」と強調しました。特に、隣接する理工学部とのかかわりは深く、「中1理工学部体験」があるほか、研究室と提携して、2足歩行ロボットや宇宙エレベーターなどの最先端技術も学んでいるとのことです。
2021年3月は、卒業生の約6割が日本大学に進学。他大学への進学者も含め、現役進学率は88%に達します。久保田先生は、カンボジアでの小学校設立のための寄付や文房具進呈を継続してきた生徒会の取り組みを紹介し、「こうした活動や行事・部活動での学び、仲間との絆を大切にしながら、学業もおろそかにしないのが本校の魅力です」と結びました。
なお、2022年度入試から、12月1日に実施する「第一志望入試」の名称が「自己推薦入試」に変更されます。1月21日の第1期入試、1月26日の第2期入試と合わせて計3回の試験が実施されます。第2期入試は4科から2科(国・算)に変更されます。また、新たにすべての入試において面接を導入します。これについては「質問の内容は、学校生活、読書、ニュースなど、ごく一般的なもので、あくまでも参考程度とします」との説明がありました。
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