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学校説明会レポート
城北埼玉中学校
2021年9月17日(金)
人間形成と大学進学指導を柱とした教育で、生徒の自主性と豊かな人間性を養う
「着実・勤勉・自主」を校訓に掲げる城北埼玉中学・高等学校は、人間形成と大学進学指導を柱とした教育を実践している県内有数の進学校です。規律ある男子を育む環境と、きめ細かい学習指導ができる体制を整え、心身共に健全で、自律的な努力に徹する人間を育てています。また、授業前には、30秒ほど目を閉じて心を落ち着かせる「静座」を行っているのも特徴です。
オンライン説明会の冒頭、入試広報部の出合英之先生は「本校の第一の特徴は『男子校である』ということです。当たり前のように思われるかもしれませんが、男子校には中高6年間を通して、異性の目を気にすることなく、何にでも没頭できる環境があります。ただし、偏った考え方にはならないように、本校では体育、保健、家庭科などの授業を通して、女性を含め、他人をリスペクトするよう指導することも忘れていません」と話しました。
続けて、「もちろん、好きなことだけに没頭させるのではなく、幅広い教養や考え方が身につくような指導もしっかり行っています」と出合先生は強調します。そのための学習ツールの一つが、日々の学習計画や週の目標、各教科の授業内容を記録する「JSノート」です。これを毎日提出させることで、主要教科を中心とした自学自習の習慣を定着させるほか、自己管理力の向上も図っています。また、新聞記事に対する自分の意見や保護者・教員の意見を書き込む「新聞ノート」も作成させます。世の中の動きを知り、自分の考えをアウトプットする習慣をつけるほか、さまざまな考え方に触れ、広い視野を持つように促しているのです。
また、「学園生活は団体戦」と捉え、「大切な仲間をつくること」を重視した学校行事も充実しています。中1では4月にオリエンテーション合宿、2月にスキー教室を行うなど、中学では各学年で2回の宿泊行事を実施し、団体生活でのマナーなどを学びます。出合先生は「入学直後のオリエンテーションから、分担作業の係などを決めますが、教員はほとんど口出しせずに、すべて生徒に任せるようにしています。最初はうまくいきませんが、回を重ねるたびに成長し、中3の修学旅行のころになると、毎回スムーズに取り組めるようになります」と述べました。さらに、こうした集団生活を通して、仲間との学び合いや支え合い、励まし合いの精神が育まれ、豊かな人間関係を築くことができるようになるそうです。
英語力や国際理解教育にも力を入れています。英会話の授業はクラスを分割し、日本人教員1人と外国語教員2人の3人体制で行い、自分の意見を人前で伝える力を養います。また、新型コロナウイルス感染症の影響で、現在は実施を検討している行事もありますが、英語漬けの2泊3日を過ごす国内イングリッシュキャンプ(中2)、シンガポールへの修学旅行(高2)、オーストラリア語学研修(中3~高2希望者)などを通して、語学力向上を図るとともに、多様な文化と価値観への理解も促しています。
人間形成に大きく影響を与えるものとして、部活動も推奨しています。全国大会常連の少林寺拳法部、1年中温水プールで泳げる水泳部、ジオラマグランプリで受賞経験のある模型部、例年入部希望者の多い鉄道研究部など、運動部・文化部ともにたくさんのクラブ・同好会があります。出合先生は「幅広いジャンルのクラブがそろっているので、仲間と一緒に打ち込めるものを見つけられるのではないでしょうか」と話しました。
2022年度入試は例年どおり、1月10日・12日・15日・18日の計4回実施されます。また、10日の試験の外部会場については「さいたま市産業文化センター」を使用する予定とのことです。
今年度より全校生徒にiPadを配布。また、教室のWi-Fi のアクセスポイントや電子黒板機能つきプロジェクターの設置は2020年度までに完了しました
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