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2011「My Life 〜マイライフ〜」:
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跡見学園/跡見学園/卒業生を迎えてのシンポジウム2011

「My Life 〜マイライフ〜」わたしの中高6年間とキャリア形成

志を高く掲げ、自分の可能性を広げよう!


山﨑一穎先生[跡見学園理事長、跡見学園中学校高等学校校長、跡見学園女子大学文学部客員教授]
1970年、早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位修得満期退学。1978~1989年、1998~2006年に跡見学園女子大学学長を務める。2003~2006年、跡見学園女子大学短期大学部学長を兼務。2002年6月、跡見学園常務理事に就任。2009年10月、跡見学園理事長に就任。2007年4月より跡見学園中学校高等学校校長を兼務。日本近代文学館常務理事、森鴎外記念会会長、森鴎外記念館運営協議会会長、文京区アカデミー推進協議会会長などを歴任。著書に『森鴎外・明治人の生き方』『森鴎外・歴史文学研究』など。専門分野は日本近代文学。

山﨑 お話を伺っていると、皆さんには挫折に対する“一途さ”がありますね。その一途さが逆境を乗り越える大きな原動力となっているようです。そうした点を踏まえて、ここにいる在校生たちに、働くことの意味を話していただきたいと思います。

佐分利 わたし自身、まだ模索中の身で、日々悩みながら、苦しみながら仕事をしています。では、つらくても辞めない理由は何かというと、自分と社会がつながっている実感があるからです。仕事を辞めることは簡単です。しかし、とにかく続けてみる。続けていけば当然、波があります。挫折もあれば、つらい時期もある。でも、やっていて良かったと思うことがたくさんあります。たとえば、ずっと口を閉ざしていた人が心を開いて、真相に迫るようなことを話してくれたり、自分なりに満足できる記事が書けたりしたとき。そういう日々の小さなことを実感したときに、「働いていて良かったな」とつくづく思います。

酒井 「社会人と学生の違いは何ですか」とよく質問されますが、それは「責任感」ではないでしょうか。学生時代は、研究活動をしていて間違いをしても自分自身の成績に影響するくらいで、ほかに大して迷惑は掛かりませんでした。でも社会人になった今は、ミスを犯したら会社にも、一緒に働いている人にも迷惑が掛かります。自分のやった仕事に自信が持てないときは恐怖感すら覚えるほどです。それでも会社を辞めたいと思ったことは一度もありません。責任の重さは感じていますが、それよりもあこがれの職業に就けたという喜び、やりがいのほうが大きいですね。

鈴木 仕事をするということは、お金を得るだけでなく、自分がどのようになっていきたいか、世の中や世界全体をどのような方向に持っていきたいのか、という志を実現することでもあると思います。わたしの場合、「この前の地震で疲れていらっしゃる皆さんが、博物館で元気を取り戻すきっかけを見つけられればいいな」などと考えて仕事をしています。だから、「辞めたいな」と思っても「わたしが辞めてしまったら、そういう役割を果たす人がいなくなってしまう」と自分に言い聞かせ、がんばるようにしています。

山﨑 最後に、跡見学園の後輩たちにアドバイスをお願いします。

酒井 跡見学園で得た、いちばんの財産は友だちです。仕事をしていてつらいときに真っ先に思い浮かべるのは、跡見時代の友だちのこと。友だちはいつも心の支えになっています。皆さんもぜひ、跡見学園でたくさんのお友だちをつくっていただきたいと思います。

佐分利 自分の限界を自分で決めないことが大切です。わたし自身、「自分の考え次第で可能性は無限に広がる」ということを自分に言い聞かせて、仕事をするようにしています。何かを思い続けて挑戦し続けることは、道を切り開くための大きな力になるはずです。

鈴木 これからは国際的に活躍する場や機会が増えてくると思います。わたしは英語でたいへん苦労しました。皆さんには、まず英語をしっかり学んでほしいと思います。また、国際的に活躍するためには、自分の国の文化をしっかりと伝えられることも重要になります。ちょっと宣伝になりますが、ぜひ東京国立博物館にも足を運び、本物の伝統文化に触れていただきたいと思います(笑)。

山﨑 3人のお話を伺っていますと、やはり校長の話よりよほどいいですよね(笑)。それにしても、この3人の生徒たちを教えた先生方は幸せだと思います。自分の教え子が、こうして社会で立派に活躍しているのですから。皆さん方の活躍が跡見学園の未来を広げます。これからも、ますますがんばってください。
 会場の皆さん、本日はどうもありがとうございました。

2011「My Life 〜マイライフ〜」:
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