受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2011年度中学受験  サピックス小学部第22期生/受験体験記

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進学校:慶應義塾普通部/険しい道の先には“合格”のみ J.T

 ぼくがサピックスに入ったのは4年生のとき。もうそのときには、慶應普通部を第一志望校にしようと決めていました。
 最初は上のほうのクラスだったので、その状態を保とうと思い、努力しはじめましたが、早くも試練が訪れました。一度、一番上のクラスに上がったものの、その後の組分けテストでは四つクラスが落ちてしまいました。もう一度、一番上のクラスに戻りたい一心で勉強を続けた結果、そこに復活することができました。そのまま比較的安定した成績で6年生を迎えました。周りの友だちの志望校はだいたい開成、筑駒、麻布など、レベルの高い学校ばかりで、友だちからもそれらの学校をすすめられましたが、ぼくの気持ちは少しもゆらぎませんでした。いまになってみれば一番上のクラスで、ほかの人たちといろいろ競い合っていなければ、ぼくの成績は伸びず、普通部に受かっていなかったかもしれないと思っています。
 6年生の夏休みが終わり、SS特訓がはじまると、みんな本気で勉強に取り組むようになり、ぼくも多くのライバルとともに競い合っていきました。いつもよい点ばかりでなく、ときには悪い点を取ったりと、険しい道を無事に乗り越えて、ついに2月1日の試験当日を迎えました。
 1日の普通部の試験では、もともと緊張しない性分なのであまり緊張せずに、面接も実技も筆記も終えることができ、あとは神に頼むのみでした。そして3日の発表がやってきました。予定の4時より早く発表がはじまっていたらしく、ぼくが学校に向かったときは、もう帰っていく人もいたので、早く見たいと思い、速足になりました。そして「407」の番号を見つけたぼくは、ガッツポーズをして喜びを爆発させました。これまで重ねてきた努力が実を結んだと思いました。
 6年生の皆さん、受験は自分とのたたかいです。険しい道を乗り越えた者が合格します。努力をおこたらないことが“合格”への一番の近道です。

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