受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2015年度中学受験  サピックス小学部第25期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校:海陽中等教育学校

卒業証書 Y.Nさん ●お子さんの名前 Aくん

 Aくん、中学受験お疲れさまでした。そして、海陽中等教育学校への進学、おめでとう。これから始まる新しい仲間との冒険の旅が、刺激と幸せに満ちたものであることを祈ります。
 Aくん、君はこの中学受験を通して大きな成長を遂げました。志望校に入るという目標を掲げ、それに向かって努力し、そして「全力を出し切った」と笑顔を見せてくれました。君は「夢を持ち、努力する」という、生きていくうえで最も重要な力を身につけたことになります。人間として成長するための準備は整いました。胸を張って、自信を持って進学してください。
 一方で、今回の受験で体験したつらく悲しい思いもけっして忘れないでください。志望校の合格発表で自分の受験番号がなかったこと、それを見て流した大粒の涙を、そのときの気持ちを、けっして忘れてはいけません。この経験こそが、君が中学受験で得たいちばん大切な宝物です。これからの冒険では、調子がいいと感じたときこそ、あの日を思い出して努力してください。「まだ足りない」と謙虚になってください。旅の途中で仲間が傷つき、つらい思いをしていたら、あのときの涙の味を思い出して、助けてあげてください。その謙虚さと優しさが、君が持つ才能をより一層輝かせるはずです。パパはわが子を誇りたい思いでいっぱいです。
 とはいえ、君は都合の悪いことはすぐに忘れるし、妹や弟には何のことかさっぱりわからないと思うので、もう少し具体的に書いておきます。
 今回、君は志望校の入試に合格こそできませんでしたが、合格するのに必要最低限の力はついたと思います。1月に入ってからの過去問演習の結果がそれを物語っています。では、なぜ合格できなかったのか。それは、ミスをなくせなかったからです。安定して実力を発揮できるようになるためには、時間が足りなかったのです。もちろん、Aくんはよくがんばりました。パパの立てた(おそらくとても厳しい)スケジュールにもよくついてきました。したがって、今回の失敗の責任はパパにあります。どうか許してください。ごめんね。
 でもほら、顔を上げよう。ぼくたちはこの失敗から大きな教訓を得ました。力がついてから、安定して点が取れるようになるまでには時間がかかるのです。次に君が受験するのは、おそらく6年後だと思うけど、そのときはぜひ照準を12月に合わせてください。12月の模試で結果が出るようにするには、9月までにひととおり問題を解けるようにしておくこと、そして自分のミスのパターンを認識し、修正する力を養うことが必要です。そのために有効な勉強法は、テストの直しをふだんからしっかりすることだと思います(ここに注力するのが遅かったと、パパは反省しています)。もちろん、これから中学受験をする妹や弟も同じです。みんな、お兄ちゃんに感謝するんだよ。
 さぁAくん、新しい旅の始まりです。海陽中等教育学校は全寮制なので、ここから先はパパとママはついていけません。12歳での独り立ちは少し早いかなとも思うけれど、パパは、君ならすてきな未来をつくり出せると確信しています。海陽での冒険を、仲間との旅を楽しんできてください。世界が君の成長を待っています。自重自愛、ますますの精進を祈ります。
 最後になりますが、お世話になったサピックスの先生方、関係者の皆さまに心から感謝の意を表します。ありがとうございました。

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