受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2015年度中学受験  サピックス小学部第25期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

  • 男子校目次
  • 女子校目次
  • 共学校目次

進学校:慶應義塾普通部

サクラ満開 Y.Yさん ●お子さんの名前 Hくん

 入室は4年生からでした。最寄り駅近くに校舎があり、少年野球が続けられるという理由でサピックスに入室しました。学校よりも深く学ぶことができて、息子は楽しそうでしたが、せっかく通うならば上位クラスで学ぼうということで、クラスを上げ、それを維持できるように努めました。野球をしていたので、妻は早い時期から気になる学校の文化祭に、息子を連れて行きました。雨で野球が中止になると、すぐに文化祭に行っていました。午前中は文化祭、午後は野球というハードな日もあり、コーチをしていた私とよくけんかになりました。妻は、「息子自身が選んだ学校に安心して預けたいという思いがあったので、私とたたかった」と話していました。
 少年野球のほうは練習もハードな強いチームに所属していたため、さすがに5年生になると、両立することに無理が生じるようになりました。そのため、8月の大会を最後に退部しました。私たち親子にとっては苦しい選択でしたが、「あこがれの中学で野球をするんだ」という息子のけなげな決意を応援することにしました。
 中学受験する子はそれほど多くない地域に住んでいるため、数か月は周囲の雑音に悩まされましたが、だからこそ、第一志望校に合格しようと親子で決意しました。しかし、その後もしばらくは勉強に身が入らず、悩んでいる姿が見られ、私もつらかったです。「勉強に集中できないなら受験もやめてしまえ」と厳しく注意したこともありました。
 そのころ、秋の慶早戦を見に行き、慶應へのあこがれの気持ちが強まっていきました。サピックスの保護者個別面談で、思い切って慶應を志望したいと話したところ、「いける」と先生がおっしゃったので、先生と息子を信じてやってみることにしました。私も塾の送迎や学校説明会への参加などを通して、積極的にサポートしました。息子は自分で調べ、戦前に甲子園出場歴のある慶應普通部を志望していました。遠方にあるため、通学が困難だと考えましたが、体も大きくなったことだし、その学校で学ぶのは息子自身なのだからと思い、本人の気持ちを尊重することにしました。送迎の車内では、その日の授業の話を聞くことがとても楽しかったです。夏以降は、苦手な算数を中心に、みずから管理して勉強するようになりました。ときには時間が足りず、いらいらしながら深夜にまで及ぶこともありました。親の役割は体調管理とメンタルケアだと認識しました。妻は「母親」というよりも、マネジャーという「仕事」のような意識で取り組んでいたようです。受験料の振り込みは、窓口で行うのが基本らしいのですが、局員さんにATMに誘導され、そこから振り込んでしまったので、受理されていないのではないかという恐怖を抱えて数日過ごし、精神的に疲れたこともあったようです。
 受験校は、通いたい学校、大学付属校という条件で選びました。「6大学野球を楽しめればなおさら良い」というくらいに考えていました。そのため、進学することになった学校が、息子にふさわしい学校なのだと考えることができました。第一志望校の慶應普通部は3校目の受験でした。その約10日前に1校目を受験したことが功を奏して、波に乗れたので、2月1日は全力を出し切ることができました。発表のときは番号を見ても実感が湧きませんでした。
 もう通塾できないのが寂しいかぎりですが、息子の未来を切り開いてくださったサピックスの先生方、受付の皆さまに心より感謝申し上げます。
 すっかりたくましくなり、栄光を勝ち取った息子に「あっぱれ」です。普通部を楽しんでね。

 前の体験記  |  男子校目次に戻る  |  次の体験記 

2015年度中学入試 受験体験記 男子校女子校共学校

◎学校関連リンク◎

  •  鷗友学園ブログ「鷗友徒然草」〜鷗友学園の日々をご紹介〜
  • 国公立・医学部への最短距離は? 栄東へ

◎人気コンテンツ◎

  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 受験体験記
  • 2017年度中学入試/サピックス小学部第27期生 親子で歩んだ 受験の軌跡
  • 2016 中学入試特集 *入試結果 *入試動向 *受験ドキュメント
  • 2016年度 SAPIX主催 学校説明会レポート《170校のレポートを公開中!》
  • 学校検索/2017スクールデータ公開中
  • 「2017年度入試」出題のポイントと留意点
  • 手軽に作れてからだにやさしい/まんてん塾ごはん:今月のレシピ公開中!

ご注意

コンテンツへのリンクで  のアイコンは、PDFです。表示には Adobe Reader が必要となります。
Adobe Readerのダウンロードは、こちらからどうぞ。↓
Get Adobe Reader

ページトップ このページTopへ