受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2015年度中学受験  サピックス小学部第25期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校:駒場東邦中学校

転塾するならサピックス H.Kさん ●お子さんの名前 Yくん

 「SS特訓だけでは、特に国語はついていけないと思います。サピの子たちは、平常授業から記述の練習をしていますから」
 これは、自宅から最寄りのサピックスにお電話した際、室長先生からうかがったことばです。
 6年生の7月初め、志望校を駒場東邦中に決め、息子にはSS特訓のみを受講させるつもりでした。当時、息子は他塾に通っていましたが、志望校対策ならサピックスのSS特訓が最良だと考えていたからです。それだけに、室長先生のことばに衝撃を受けました。加えて、「サピの子たち」ということばの響きに、室長先生の子どもたちに対する愛情と誇りを感じました。
 入試まで6か月。いまの塾のままではSS特訓の授業についていけない。ならば、サピックスに転塾しよう。
 こうして夏期講習から、息子のサピックス通いが始まりました。トイレ休憩もないぶっ通しの授業に、きっと疲れ切って帰ってくるだろうと覚悟していましたが、息子は輝く笑顔で、こう言うのです。「授業がすごくわかりやすくて楽しかった! お腹すいているのも感じなかったし、全然眠くならなかった!」。他塾では聞いたこともなかったそのことばに、私は驚きました。
 とはいえ、苦手の算数と理科は苦戦し続け、質問教室の常連さんになりながらも成績は低迷。基本事項の定着は心もとなく、さらにうっかりミスや誤字脱字も多く、志望校の合格可能性を見るたびに、ため息の連続でした。
 それでも、最後まで希望を持ってがんばれたのは、先生方のていねいなご指導があったことはもちろん、何より息子がサピックスの授業を心から楽しんでいたからです。「たとえ志望校に合格できなくても悔いはない」と思えるほど、充実した6か月間でした。
 合格発表で息子の番号を見つけたとき、大きな喜びと先生方への感謝、そして息子が「サピの子たち」になって本当によかったという思いが一つになり、胸がいっぱいになりました。サピックスのおかげで、本来ならリスクだらけの転塾をすばらしい受験生活で締めくくることができ、サピックスでの思い出は息子と私の大切な宝物になりました。

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