受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

最新中学入試情報

2015年度中学受験  サピックス小学部第25期生/親子で歩んだ 受験の軌跡

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進学校:芝中学校

中学受験を終えて M.Gさん ●お子さんの名前 Tくん

 「明日が楽しみです」
 試験前日の1月31日、サピックスの先生から頂いた激励電話で、息子が話していたことばです。そして入試当日、息子はことばどおり、午前と午後の試験を楽しく、精一杯やり切ることができた様子でした。
 「サピックスをやめなさい」
 「もう、中学受験はやめよう」
 私は息子に、何度そう言ったかわかりません。それほど、勉強に身が入らない3年間だったのです。
 息子は新4年生の2月に入室しました。6年生になるまでは、習い事をしたり、友だちと遊んだりする時間もあったので、成績のアップダウンはあったものの、本人はストレスを感じることなく、楽しくサピックスに通っていました。しかし、6年生になってからは、遊べないストレス、勉強しなくてはいけないストレスと、反抗期のイライラが重なり、私の言うことを聞かなくなり、勉強するふりをしているだけ、ということが多くなりました。受験生として、皆ががんばり出す時期でもあるので、案の定、息子の成績はどんどん落ちていきました。
 夏休みになっても、私や塾の先生には、「基礎力トレーニングも家庭学習もがんばる」と言いながら、実際は机に向かっているだけ。シャープペンシルをいじったり、「基礎力トレーニング」の答えを丸写ししていたり…。
 こんな調子ですから、秋から本格的に始まったサピックスオープンでも、望むような得点は取れませんでした。11月のサピックスオープンでは、「この成績でどこの中学に合格できるの?」という状態になってしまいました。親がいくらやきもきしても、受験し、中学に入学するのは、息子本人です。親としては、毎日小言を言いながらも、息子自身が自分で考え、受験を乗り越えていくよう、願うしかありません。
 息子が受験のことを真剣に考えるようになったのは、12月も半ばを過ぎたころだったと思います。勉強すると、少しずつではありましたが成績は伸び始め、ようやく過去問演習もこなすようになっていきました。塾の保護者個別面談の時期には、まだ偏差値が上がっていなかったので、2月1日に受験する学校は、1月受験の結果次第で変えることにしました。そのとき先生から、「息子さんは、やればできると自信を持っているので、一つうまくいけば、とんとん拍子に良い方向にいくのではないですか」と言われました。
 1月に受験した学校は得点開示があり、息子の算数の点数が低いこともわかったので、2月受験の際の参考にしました。
 本格的に受験勉強を始めた時期が遅かっただけに、第一志望校からは合格を頂けませんでしたが、親子ともども、悔いなく中学受験を終えることができました。精神的に幼く、受験には向かなかった息子が、受験直前に大きく成長し、自分でつかみ取った未来を、これから応援したいと思います。
 サピックスで息子を指導してくださった先生方、見守ってくださった受付や警備の皆さま、本当にありがとうございました。

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