受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

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2013年度中学受験  サピックス小学部第24期生/受験体験記

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進学校:慶應義塾普通部

普通部のすゝめ H.Oくん

 「名前を書き忘れたかも…」
 2月1日、慶應普通部の試験を終えたぼくは、いままで味わったことのない不安におそわれた。苦手な算数と理科では手応えがあったので、自信があった。だから、余計に悔しさが増した。そのため、合格発表日の2月3日にはまったく自信がなく、慶應中等部の面接対策をしてから日吉に向かった。
 午後2時45分。合格者の受験番号が掲示された。みんながザワザワと前へ進むなか、ぼくはゆっくりと見た。とそのとき、
 「あった!! 終わったんだ!!」
 人生初のうれし涙を流し、心臓が止まるかと思った。長いトンネルから抜けたのだ。
 さて、けっして成績が良かったわけではないぼくが合格できたのは、慶應普通部に対して誰よりも強いあこがれを抱いていたからだろう。実際にぼくは9月以降、とにかくていねいに過去問に取り組んだ。SS特訓の慶應コースでクラスが下がったり、算数でビリになったりしてもめげることなく、解き直しと復習を徹底した。このようにSS特訓は、ぼくにとって何よりも重要だった。なぜなら、慶應の問題を解くことによって、ぼくの実力以上に“慶應に強い本番力”がついたからだ。そして何よりも、「普通部に必ず入る」という決意があったからこそ、合格を勝ち取ることができたのであろう。
 このような優等生ではないぼくならではの「すゝめ」を記そうと思う。

一、基本に忠実に、土台は最後まで固めるべし。

二、生活の中の不思議を見るべし。

三、強いあこがれを持ち続けるべし。

四、名前と受験番号は必ず書くべし。

五、先生や親に感謝して勉強すべし。

六、試験を受けるとき、勉強するとき、楽しんで行うべし。

 いま、もしつらくて苦しい人がいるならば、緊張してどうすればよいかわからないのであれば、「いまは合格の桜を咲かせる準備だ。少したてば、明るい合格がくる」と気持ちを切り替えよう。
 がんばれ、サピックス生!

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