受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/関西情報

16.2月号 さぴあインタビュー/関西情報:
目次|1|

2016 FEBRUARY /「大部屋寮生活」を通じて
たくましい人間力を持つ
真のエリートを育成/函館ラ・サール中学校・高等学校/校 長フェルミン・マルチネス 先生/副校長井上 治 先生

聞き手:サピックス小学部 教育情報センター部長 広野 雅明・サピックス小学部 関西統括責任者 溝端 宏光

ラ・サール修道会によって 設立された男子校


サピックス小学部 教育情報センター部長
広野 雅明

広野 最初に、貴校の歴史からお聞かせください。

マルチネス 本校は、ラ・サール修道会によって設立された男子校です。1960(昭和35)年に高校が、1999(平成11)年に中学校が開校しました。母体であるラ・サール修道会は、17世紀のフランスで、生涯を青少年の教育に捧げた聖ラ・サールの遺志を継いで発足。日本での活動は、1932年にカナダから4人の修道士が函館に到着したのが始まりですが、東南アジアではその50年前からすでに活動をしていました。現在、修道会は世界80か国で912の教育施設を経営しており、日本では本校のほか、鹿児島にラ・サール中学校・高等学校、仙台に養護施設「ラ・サール・ホーム」を経営しています。

広野 キリスト教の精神は、どのような形で貴校の教育に浸透しているのですか。

マルチネス 週に1回、宗教の授業があります。現代社会の問題について、いろいろなことを考える時間です。その目的は、信者になるための教育をすることではなく、心を育てることにあります。男子ですから、いつかは父親になって家族を守らなければなりません。そういうとき、本校で学んだことはきっと力になるでしょう。世界中で起こっている問題、たとえば差別、戦争と平和などいろいろな問題について考えます。

 大学入試にも、自己推薦やAO入試など、いろいろなスタイルが登場しています。小論文や面接を課す大学もあります。本校の教員は、小論文の指導も時間をかけて行っているので、特に医学部をめざす生徒には大きな力になっているのではないでしょうか。

井上 ミッションスクールの宗教の授業では、キリスト教について教えるのが普通ですが、本校ではその時期に起こった事件や、関心の高い事象をテーマにディスカッションを行っています。それがさまざまな問題を考える契機となり、小論文を書く際の助けにもなるのです。

16.2月号 さぴあインタビュー/関西情報:
目次|1|
関連
リンク
16.2月号 さぴあインタビュー/全国版:
「国府台女子学院中学部・高等部」 学院長 平田 史郎 先生 掲載ページリンクへ移動します

ページトップ このページTopへ