さぴあインタビュー/全国版
高い志と探究心を育み
「サイエンス」の力で
グローバルに活躍する人に
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 校長 永瀬 哲 先生
共に探究する仲間ができる学校
仲間との学びを楽しんでほしい
水岡 中学入試に関して伺います。公立の中高一貫校なので、一般の私立中学の入試とは異なりますが、問題作成などはどのようにされていますか。
永瀬 基本的に公立の中高一貫教育校では適性検査を行うことになっていますから、本校でも教科横断的な力を測るための適性検査ⅠとⅡを行っています。Ⅰはどちらかというと人文社会科学系の問題で、横浜市立南高等学校附属中学校と共通です。Ⅱは理数系ですから、本校なりのこだわりを持った独自の問題になっています。入学したら将来的にはサイエンスの世界で活躍してほしいという願いがあるので、それを踏まえて判断力・解決力・表現力などを測ることができる問題となっています。受検生にとっては自分がどう考え、どう表現するかがポイントになると思います。
水岡 サピックスには理系志望の生徒がたくさんいます。将来、サイエンスの道を志す子どもたちに、メッセージをいただけますか。
永瀬 生徒の保護者から「自分たちの時代にこういう学校があったら来たかった」とたびたび言われます。本校にはいろいろな分野に関心を持ち、チャレンジしようという意欲の高い生徒がたくさんいます。スーパーアドバイザーや科学技術顧問の先生方もいらっしゃいます。充実した施設・設備もあります。こうした環境があるので、常に広い視野とともに高い視点を保って学校生活を送ることができるでしょう。また、本校は一緒に学ぶ仲間が必ずできる学校です。何かやってみたいと思うものがあるなら、仲間と学んでみようという意識を持って来ていただきたいと思います。学校説明会後のアンケートを見ると、「教育理念にひかれました」と答えてくださる方がたくさんいます。大学進学実績を見て志望してくださる方もいますが、それだけではなく、本校の理念をよく理解したうえで志望を考えていただければと思います。
神田 意欲にあふれる仲間と先生方、興味深い教育プログラムの数々。そういう環境のなかで過ごす中高6年間が、どれだけ将来に向けての可能性を広げてくれることかと思います。本日はありがとうございました。
◎学校関連リンク◎
◎人気コンテンツ◎