受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さぴあインタビュー/関西情報

「自立・共生・感謝」を
建学の精神の理念として、
社会の変革を担う女性を育成

京都女子中学校・高等学校 校長 林 信康 先生

充実した英語教育
理系科目は実験を重視

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藪田 「藤華コース」「ウィステリア科」では特に英語教育に力を入れるということですが、その内容について教えてください。

 「藤華コース」では、英語の時間をこれまでより増やしますが、特に英会話に力を入れます。英会話を含めた英語の授業は中3で週8時間、中2で週7時間に増やす予定です。本校の生徒は、これまでも外部の英語暗唱大会などで良い成績を収めていますが、来年度からは英語でのプレゼンテーションができるようになることを目標にします。また、英検®に関しては、中3の時点で準2級に合格することを目標にしています。

藪田 数学・物理・化学など、理系教育については、どんな特徴がありますか。

 本校には、小学生時代から実験が好きだったという生徒が多いのですが、授業では座学ばかりではなく、実験をどんどん行って興味を持たせています。理科の教室は、化学と生物が二つずつ、さらに物理と地学が一つずつあります。女子は理系科目に弱いと自分自身が思っている生徒が多いようですが、女子に合った指導をすれば変わります。その一つが実験です。男子は抽象的な思考が得意だとされていますが、具体的に触れて見て考える指導をすれば、女子も伸びるのです。

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藪田 貴校は従来から理系学部に進まれる卒業生も多かったのでしょうか。

 はい。現在のコース制では、難関国公立大や医歯薬系学部への進学に対応する「Ⅲ類コース」、国公立大・難関私大への進学に対応する「Ⅱ類コース」、京都女子大学への進学を前提とした「ウィステリアコース」を設置していますが、そのうち「Ⅲ類」も「Ⅱ類」も半数以上が理系の希望者です。

 来年度から始まる新コース制では、Ⅲ類をさらに進化させ、大学や研究の今を知り、好奇心を刺激し、思考力・論理的構成力を高め、学力の伸長をめざしていきます。また、顕道コースでは、「いのち」を見つめる医療人のこころを育てます。医学部教授の講演会や最新医療施設の見学、研究発表などを通して現代医療についての理解を深めると同時に「生と死」を見つめ、心豊かな人生について学んでいきます。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

21年12月号 さぴあインタビュー/関西情報:
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