受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ 世界の食べ物

ポルボ・ア・フェイラ

やわらか~いタコ料理

 ポルボ・ア・フェイラは「祭りのタコ」という意味。お祭りの屋台で食べられることの多い、スペイン北部ガリシア州の郷土料理さ。これを作るときには、タコをやわらかく仕上げる工夫をする。ゆでる前にタコをたたいて筋肉の繊維を壊したり、ゆでるときにタマネギを入れたりして、ひと手間を加えるんだって。木の皿の上に、ゆでてぶつ切りにしたタコをのせ、パプリカの粉、塩、オリーブ油をかけたら出来上がり。毎年8月に開かれる「タコ祭り」ではたくさんのポルボ・ア・フェイラが食べられているよ。

実は「悪魔の魚」!?

 タコは、日本ではスーパーマーケットで売っているし、おすしのネタとしても定番だけれど、世界全体で見ると、タコを食べている国は少数派。「悪魔の魚」と呼ばれることもある。ある宗教の教えのなかには、「うろこやひれがない魚は食べてはいけない」というものがあるほどなんだ。

オリーブ

スペインが世界一!

 スペインの料理に欠かせないのが、オリーブ油。オリーブの木になる実から絞った油だよ。パンをオリーブ油にひたして食べたり、オリーブ油で煮込み料理を作ったり、サラダにドレッシング代わりのオリーブ油をかけたり、とにかくよく使うんだ!
 オリーブの生産地として有名なのがアンダルシア州。この辺りの夏の気候は、気温が高く雨があまり降らないので乾燥している。一方、冬は湿った風が入り込むので雨が多い。この気候がオリーブ栽培にはちょうどいいってわけ。なんとオリーブを世界でいちばん多く作っているのはスペインなんだって!

枝を土にかえそう

 オリーブを育てるときに必要な作業がせん定。木を大きく成長させたり、実のつきをよくしたりするために枝を切ることだよ。せん定した枝は、放っておけばごみだけど、スペインのオリーブ農家のなかには、この枝を細かくして、畑に戻しているところもあるんだ。畑に戻せば、その枝は小さな生き物の力でさらに細かくなって、土になる。そして、またオリーブ作りに使われるというわけだね。

ポルボロン

アーモンドを使った伝統菓子

 ポルボロンは小麦粉、アーモンドの粉、ラード(ブタのあぶら)を使って作る、スペインの伝統菓子の一つさ。ほろほろと口の中でくずれるのが特徴。アーモンドの生産量が世界で第2位のスペインでは、ポルボロンのほか、多くのお菓子にアーモンドが使われているよ。口の中に入れてなくなる前に、「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と唱えられたら願いがかなうといわれているんだ。試してみたくなるなぁ~。

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