受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ 世界の食べ物

クネドリーキ

ゆでパン

 チェコの主食の一つが、クネドリーキというパン。ゆでたり蒸したりして作るんだ! 小麦粉、卵、牛乳、酵母などを混ぜて作る生地の中には、固くなったパンのかけらやジャガイモを入れることもあるよ。ゆでて作るときは、ふっとうしているお湯の中に、形を整えた生地を入れ火を通す。焼いたパンよりもしっとりとしていて、おいしいと感じる人もいるみたい。

ほかの国の影響を受けて

 クネドリーキとともによく食べられているのが、グラーシュという料理。チェコは海のない国だから、魚より肉を多く食べていて、このグラーシュも牛肉をたっぷり使っている。日本でいうと、ビーフシチューに近いかな。実は、グラーシュはハンガリーでは「グヤーシュ」と呼ばれ、国を代表する料理になっているんだ。チェコはほかの国の影響を受けながらも独自の文化を作ってきたことがわかるね。

カプル(コイ)

クリスマスの定番

 日本のクリスマスによく食べられているのはフライドチキンやローストチキンなどの鶏肉だけれど、チェコの定番食材はコイ。戦争で肉が不足したときに、海のないチェコでは貴重な栄養源の一つとしてコイを食べる習慣が定着したともいわれているよ。それに、クリスマスイブに一日肉を食べずにいると幸運の金のブタを見られるとか、コイのうろこを財布に入れておくとお金に困らないといった言い伝えもあるんだ。これも定番になった理由かもしれないね。

居場所はお風呂!?

 クリスマスが近くなると、プラハの街には水槽が置かれ、その中で生きたままのコイが売られる。チェコでは古くからコイの養殖が行われていて、これらのコイは養殖場から運んでくるのさ。買ったコイは水槽のそばにある屋台でさばいてもらうことが多いみたい。今では少なくなったけれど、買ってきたコイをしばらく家の浴槽に入れておき、それから、フライやスープにして食べることもあったそうだよ!

トゥルデルニーク

ぐるぐるまきのお菓子

 チェコの街中でよく見かけるお菓子トゥルデルニーク。小麦粉や砂糖などをこねた生地を金属の棒に巻きつけて、焼いたら出来上がりだよ。中が空洞とはいえ、大人の手のひらにも収まらないほどの大きさ! 砂糖をまぶしたり、中心の穴の中にアイスクリームやチョコレートクリームを入れたりして食べるんだって。

写真提供/PIXTA

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