受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ 世界の食べ物

チャイ

世界に誇る紅茶の生産量

 インドで盛んに生産されているのが紅茶。なかでもダージリン地方では、標高約2000mの山の斜面で栽培をしているんだ。斜面には日がよく当たるし、昼と夜の温度差が大きいために霧が発生して、質の良い茶葉になるのさ。紅茶を使った、インド定番の飲み物がチャイ。水をふっとうさせたら、茶葉を入れて煮出し、牛乳と砂糖を加える。それをこして、スパイスを入れたら完成―! スパイスを入れないものを「チャイ」、入れたものを「マサラティー」と呼び分けることもあるみたいだよ。屋台で買うと、写真のような素焼きの器に入れてくれることがあるんだ。

スパイスで体調管理

 チャイをはじめ、インド料理に欠かせないのが、スパイスさ。インドではおよそ5000年前から使われていたというから、長い歴史があるよね。辛味をつけるだけでなく、食材の臭味を取り除いたり、香りづけをしたりと、いろいろな使い方ができる。それに、消化を助けるはたらきや殺菌効果のあるスパイスもあるから、家庭では家族の体調や季節に合わせて種類や量を変えているんだって。

ターリーとミールス

南北で異なる定食

 インドの国土面積は日本の8倍以上ある。地域によって気候が異なるんだ。そのため食べ物にもちょっとした違いがあるのさ。たとえば、主食と副菜を合わせた定食。北インドではターリー、南インドではミールスと呼ばれている。

北はパン、南は米

 北インドでは、小麦粉を使ったパンが主食。なかでも、チャパティという、うす焼きパンのようなものが定番だよ。インドのパンといえば、ナンを思い浮かべる人もいるんじゃない? チャパティは発酵させずに作れるし、家庭の設備で簡単に焼けるから、ナンよりも食べる機会が多いみたい。一方、南インドでは、米が主食。雨の降る期間が長く、稲を育てるのに適した気候なんだね。伝統的なミールスはバナナの葉の上で、ご飯とおかずを混ぜ合わせて食べるよ。また、信仰する宗教によって、肉や魚を食べないようにしている人がいるんだ。その人たちのために、肉や魚を使わないターリーやミールスもあるのさ。

サモサ

三角形の揚げ春巻き


PIXTA

 チャイとともに親しまれているのが、三角形が特徴的なサモサ。ジャガイモ入りの揚げ春巻きのようなものさ。火を通したジャガイモに塩やスパイスで味付けをして、それを小麦粉の生地で包んで揚げると出来上がり。具は、ひき肉や豆を入れることもあるよ。インドでは軽食やおやつとして食べられているみたい。

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