受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ エコテクノ

サピックスecoクラブ エコテクノ

雷を落とさせない、新しい避雷針

雷を寄せつけない道具が開発されたんだって!

雷が落ちるのは、雲からの放電に、地表から出ている放電がつながって、電気の通り道ができるから。

これを利用したものが「避雷針」。「雷を避ける」と書くけれど、実際は、針のような形をしている部分へ放電をさそって、わざと避雷針に雷を落とすことで、建物本体に直接雷が落ちないようにしているんだ。

雷の電気は、避雷針から建物の鉄骨部分などを通って、地面に流れていく。

ところが、鉄骨近くの電線に大きな電気が流れて、エレベーターやパソコンなどの電子機器が使えなくなってしまったり、データが消えてしまったりすることがあるんだ。

画像提供/(株)落雷抑制システムズ(LSS) そこで新たに開発されたのが、雷を落とさせないための新システム。

落雷を呼び寄せる避雷針とは逆の仕組みをもっている。つまり、雲に向けた放電がおきないようにして、電気の通り道をつくらないことで、一定の範囲内に、雷が落ちないようにできるんだって。

実際に、サッカー場、港湾施設、電波塔、橋など、さまざまな場所に設置されている。スポーツの試合やコンサート会場などでの事故が防げるね。

こんな場所にも!!
※茨城県にある牛久 大仏

エコテクのカナメ

 突然、雲が大きく発達して、激しい雷雨になることがある。局地的大雨(ゲリラ豪雨)ともいって、気温が高い時期によく起こる。特に都市には、アスファルトで舗装された道路やコンクリートのビルが多く、これらは太陽の熱をため込みやすい。また、エアコンの室外機、自動車、工場からも熱が出て、地上が強く暖められる。暖まった空気は上空へ上がっていき、そこで冷やされると空気中に含まれていた水蒸気が水や氷になる。こうして雷雨の原因となる雲ができるというわけだ。

■局地的大雨 (ゲリラ豪雨)が降る仕組み

ページトップ このページTopへ