受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ エコテクノ

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手軽なティーバッグもエコ

PIXTA

マグカップにそのまま入れてお湯を注ぐとお茶が飲めるティーバッグは、急須を使わなくていいから手軽で便利だよなぁ~。

でも、お茶の葉を包む袋や、その袋を入れる個包装は、プラスチックでできているものがある。

プラスチックは軽くて丈夫だし、熱に強いものもあるし、腐りもしない。しかも、たくさん、安く作ることができる。一方で、捨てると、自然のなかに残り続けるという問題もある。(カナメも読んでね) それに、原料の石油は、限りある資源だから、このまま使い続けると、いずれはなくなってしまう。

そこで開発されたのが、「生分解性プラスチック」でできた袋。しかも原料は植物由来*1で、なんと日本初*2だよ!

*1 石油由来の生分解性プラスチックもある

*2 マチ付きシングルチャンバーティーバッグとして日本初

生分解とは、微生物(目に見えないほど小さい生き物)の力で水と二酸化炭素に分解されることだよ。

つまり、土の中に埋めても、最後は跡形もなくなるというわけだ。しかもこのティーバッグの原料は、何度でもまた生えてくる植物だから、石油とは違ってなくなることはない。

しかも、袋自体のつくりも見直し、使う量をこれまでの半分に減らすことができたんだ。

ティーバッグが入っている個包装も、プラスチックから紙に変えたよ。これにより、プラスチックの年間使用量を約15トンも減らすんだって!

写真提供/伊藤園

エコテクのカナメ

 「マイクロプラスチック」ということばを聞いたことがあるかな。これは、川から海へ流れ込んできたプラスチックが、太陽からの光や波の力などでぼろぼろになり、細かくなったものだよ。プラスチックはどんなに細かくなっても、消えてなくなるわけではないんだ。海中や海底に残り続けるし、細かくなると、人が回収するのも難しくなる。しかも、マイクロプラスチックには有害な物質がくっつきやすい性質があるから、それが海にすむ生き物の体内に入ると、その生き物はもちろん、それを食べた人間にも悪い影響を与えるかもしれないんだ。

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