受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

サピックスecoクラブ エコテクノ

サピックスecoクラブ エコテクノ

ホタテの貝がらをリサイクル!

サピックスの授業で使っているこのチョーク。

なんと、ホタテの貝がらが配合されているんだ!

漁でとったホタテ貝のからは、これまで肥料以外には使い道がなく、困っていた。それを何とか再利用できないかということで、このチョークが開発されたのさ。

回収したホタテの貝がらを、きれいに洗って、砕いて粉にする。

その粉に、石灰石を砕いた炭酸カルシウム、のりのようなもの、水を混ぜて、粘土のようになるまで練る。そして機械に入れて、形を整えるよ。

それを、6.5cmの長さに切り、よく乾かして、手に粉が付かないように加工して出来上がり。

ホタテの貝がらも原料として使ったチョークは、今までの石灰石だけを使ったチョークに比べて、書きやすい。それに、黒板によく粉がのるので、かすれることがないんだって。

しかも、折れにくくて、粉も飛び散りにくい。先生にとっては助かるし、生徒にとっても、チョークの線がよりきれいに見えるのはいいよね!

写真提供・協力/日本理化学工業(株)

エコテクのカナメ

 黒板に文字や絵をかくのに使われるチョークのほとんどは、石灰石を砕いた炭酸カルシウムや、硫酸カルシウムを含む石こうを加工して作られる。ホタテの貝がらは、主に炭酸カルシウムでできているので、チョークの原料として使えるのではないかということで、この商品が開発されたのさ。
 ホタテの貝がらは、北海道だけでも年間約13万5000トン(2018年度)も出る。そのうち99%はリサイクルされて使われているよ。チョークの原料としてだけではなく、畑の肥料としても大活躍している。

ページトップ このページTopへ