受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

さっぴーの社会科見学に行こう!

16.4月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
1|

 お金は暮らしに欠かせないけど、その歴史について考えてみたことはあるかな? 東京の日本橋にある貨幣博物館は、これまで日本で使われてきたさまざまなお金を紹介する施設。お札の発行元である日本銀行が運営していて、本物の大判・小判も展示されているんだ。2015年11月にリニューアルしたばかりで、昔のお金の重さを確かめられる体験展示も充実しているよ。

さっぴーからクイズだよ

日本銀行が最初に発行した日本銀行券には、商売や農業の神様である大黒天と、ある動物が描かれていたんだ。それは次のうちどれだと思う?
①ネズミ  ②キジ  ③ライオン

男の子 「日本銀行券ってお札のことだよね。初めてのお札なら、きっと明治時代に発行されたはず。ライオンなど猛獣を描いて、強そうなデザインにして、外国にも負けない日本をアピールしたんじゃないのかな」
女の子 「確かにライオンは強いけど、日本らしくないなぁ。わたしはキジだと思う。だってキジは国鳥でしょう?」
さっぴー 「う~ん、惜しいね。最初の日本銀行券が明治時代に発行されたことはそのとおり。しかも、実はライオンもキジもお札に使われたことがあるんだ。でも、1885(明治18)年に日本銀行が初めて発行したお札で大黒天と“共演”したのはネズミなんだ」
男の子 「ネズミ!? お札にネズミって何だか変。どうして?」
さっぴー 「神道の神様にはゆかりの動物がいることがあって、大黒天の場合はそれがネズミなんだ。ほら、稲荷神社には狛犬の代わりにキツネの像が置かれているよね。そういう動物のことを『神使』というんだよ」
女の子 「だから大黒天とネズミが一緒に描かれたのね。ほかにもお札に登場した動物って何がいるの?」
さっぴー 「現在まで、ネズミ、ライオン、キジのほかに、イノシシ、ウマ、ニワトリなど計8種類が登場しているよ。ちなみに、肖像画としていちばん登場回数が多いのは聖徳太子だよ。現在までに7回もお札の顔になったんだ」
男の子 「すごい、常連だね。昔のお札を見てみたいな」
さっぴー 「それじゃ日本橋の貨幣博物館に行ってみよう。ここでは古代から現在までの日本のお金の歴史を紹介していて、千両箱の重さ体験などもできるんだよ」
女の子 「うわぁ、とても重そう! 持てるかどうか試してみたい」
16.4月号 さっぴーの社会科見学に行こう!:
1|

ページトップ このページTopへ